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亀岡市議会では、2018年12月13日に、使い捨てプラスチックごみゼロのまちを目指し、自然環境の保全と地域経済の活性化に一体的に取り組む「世界に誇れる環境先進都市」の実現に向け、亀岡市と共同で「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を行いました。このような経過を踏まえ、亀岡市議会環境厚生常任委員会においては、環境問題についてをテーマに取り組みを進めており、調査・研究を重ねる中で、プラスチックごみゼロのまちを実現するためには、ごみの投棄を抑止する施策を充実させる必要があるとの結論に達し、ポイ捨て等禁止条例の制定に向けた取り組みを開始し、この度、令和2年2月特別議会において、議員提案により「亀岡市ポイ捨て等禁止条例案」を上程する運びとなりました。
現在、亀岡市においては、空き缶等や吸い殻等の散乱を防止することにより、地域環境の美化を図り、清潔で快適なまちづくりに寄与することを目的として、亀岡市環境美化条例が施行されているところですが、今回、ポイ捨ての防止に特化するために、過料の設定や自動販売機周辺の回収容器の設置の努力義務化などの先進的な内容を新たに盛り込む中で、環境美化条例を廃止し、「亀岡市ポイ捨て等禁止条例」として、新たに生まれ変わらせようとするものです。
2月特別議会で議案が可決されれば、令和2年8月1日から条例が施行されることとなり、過料に係る規定については、十分な周知期間を設けることとして令和3年4月1日から施行されることとなります。