機織体験記　の巻

一寸平織り　の段

　12月年の瀬間近、折角なので、今日は機を織ってみました。
12月12日火曜日の出来事です。
暫く織っていなかったので、慣れるまで少し時間がかかりました。織り機の周りには、児童らに取っては何らかの障害物があります。例えば、縦糸を巻き取るハンドルや、軸の金などの突起物など、また足が届かなかったりと、一筋縄では行きません。引っ掛かるはずのない部分に横糸が引っ掛かったり絡まったりします。糸を巻き取る量も思いのほか少なくて、あっと言う間に終わって次の糸を準備しなければいけなかったりと、悪銭苦闘。でも、ひとつひとつの体験が糧となり、より洗練された動作や考え方に綱がっていくのだと思います。Nissiカンパニーの商品として開発するには少し時間がかかりそうな予感がしますが、よしとしましょう。
　思い思いに糸を組み合わせ、思い思いに織り、イメージに近い作品を作って行きましょう。まずは慣れることですね。