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児童らの機織体験 の巻
興味な~い!機織体験 の段
一転!興味津々 虜になってしまったかも
11月13日月曜日、朝の気温が4度。降る雨には白い物が混じるり、今シーズン初の霙模様。
4校時目から、低学年、中学年そして高学年は6校時のクラブ活動の時間帯を使って、機織体験をしました。体験をする前、学校でもお家でも不評の機織。
日常の生活力の違いに応じて、講師の先生には申し訳ないのですが、3コマぶっ通しで体験授業をお世話になりました。
挨拶を済ませ、織り機のメカニズムを簡単に教えていただき、自分が好きな色の横糸2本の組み合わせを考え、巻き取り「ひ」に取り付けて実際に平織りを体験し、完成した色合いを確認することもあわせて体験しました。
自分の好きな色やその色の相棒に何を選ぶのか?イメージを膨らませながらチョイスしています。色が決まれば2本の糸を巻いていきます。糸がひから出やすいようにまとめてまんべんなく巻き取るのがコツのようで。
巻き取った分だけを織っていき、一定の幅を織れたときに、イメージに近いものになっているか確認しながら体験を進めます。金曜日に来校いただいた支援者の皆さんも、夫々の機についていただき、児童らの作業をサポートしていただきました。2年3年生の児童らの体験が一番スマートで作業が多く進みました。色をチョイスするのも早く、巻き取るのも速くしかも織り具合も初めての体験とは思えないほどセンスがありました。「踏んで通して、2度3度叩いて,他方で踏み直し、叩いて通して」の繰り返し。みるみる内に数センチ幅に織り上がり、色味が明確になります。体験を終える頃にはすっかり機織の虜になっていました。始める前の意気込みとは真逆の関心度の高さに変容していました。
支援者の皆さんからも優しく教えていただき、体験は楽しく次に繋がる形で終えることができました。自分のランチョンマットを織り上げ、毎時の給食の時間に使えるように取り敢えず、体験を進めて行こうと思います。楽しみです。