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環境学習は保津川の陣 の巻
亀岡花火大会の裏の顔? の段
桂川 大堰川 保津川… 何と呼ぶ?
保津川河川敷をパトロールしゴミを回収。秋の快晴のもとボート下りを楽しむ
10月11日水曜日、8時30分に学校を出立し、4年5年生児童は東別院小学校児童と共に保津川をラフティングし、途中の河川敷のゴミ拾いをしました。河川敷は8月に亀岡の花火大会の花火が打ち上げられた場所。そこには段ボール紙のような円形?球形?の形をした玉の残骸などがありました。でも、紙なので風化し月日が経つと土になって自然に帰るのかも…周囲の火薬の残りは目に見えず雨水に溶け地下へと侵入してしまったのかも知れません…。環境汚染?どの程度の影響があるの?…
土、自然に帰らない花火の着火用の導線(周囲のビニールを含む)が、彼方此方に散在しています。
たま屋~、かぎ屋~…指定席の代金を払い楽しんだ花火大会。空に多くの感動や日本の伝統的な花美(火)に心を奪われた人も少なく無かったと思います。翌日の5時からボランティアの皆さんが周辺のゴミ掃除をしておられました。あれから2ヶ月が経ってもなお、河川には導(銅)線やビニールが多く残っていました。時間園長をしてゴミ拾いをしたいなと思いましたが、給食の時間もあり、予定の時間の中で活動を続け無ければなりません。まだまだ自然に帰らないものゴミとして残っているのが気になっています。
当日は屋台が出て、キッチンカーが出て、新型コロナの収束を祈りながら空を見上げ、その美しさにワクワクしていたのに、此所にはシクシクの跡が残っていました。
保津川を下ると、柳や芦、ブロックに水面より遥上方、目線の高さよりも上位にビニールや空き缶のほか、サッカーボールまでもが引っ掛かったりしているのが目に入ります。降雨による洪水や増水により流れつき、未だにその場に留まっている自然界に放置しておけないものが沢山目に付きました。目線よりも遥上方にあるのは、その高さまで増水していることも理解できない児童もありましたが、自然界にあってはならないという事は理解できているようです。人が故意に捨てた物ではなく、雨風に吹き飛ばされたのが原因であるものも多くあったのでしょう。けれど自然を汚しているのには間違いありません。花火の導線は誰が責任を持って除去すればいいのでしょうか?
考えなくてはならない課題が沢山見えてきました。豪華で楽しくさせてくれる活動の陰の部分もしっかり見逃さず、これからの学習や日々の生活、活動の中でできることを実践していきたいと思いました。
ラフティング活動は、昨年に引き続き楽しく体験をさせていただきました。肌寒い別院を出立した際は、風邪などの体調不良に見舞われないかと不安でしたが、陽も指し始め開始の祭には、暖かくさえ感じました。4年生の艇に校長先生も同船し、児童らと有意義な活動を共に味わいました。ゴミ回収の時間がもう少し多くとれたら良かったのですが…。
【体験もいよいよ終盤…】