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令和5年第1回避難訓練 の巻
訓練「地震発生!火災発生!」 の段
令和5年度第1回避難訓練を実施しました。
令和5年6月15日木曜日、10 時過ぎ、Jアラートが校舎内に響きます。「訓練」震度6強の地震が発生!その影響で火災が発生したというシュチュエーション(立っていることが困難になり、壁やタイル窓ガラスが破損・落下するような状態です)。
目的
・災害などの緊急避難時おける避難経路を確認し、安全に避難することができる。
・阪神淡路大震災、東日本大震災を教訓とし、最近頻繁に起こっている能登を中心とした地震など、いつ起こるかわからない地震に備えて、いつ、どんな場所にいても第一次避難を安全に行うことができる能力と態度を育成し、災害から自分の身を守ることができる。
Jアラートと共にスピーカーから地鳴りのような音が聞こえ、児童らはそれぞれ教室の机の下に潜り自身の身の安全確保に努めます。
「頭隠して、しっぽかくさず」といった状況は無く、上手く机の下に収まるようにして頭上からの落下物から身を守ることができています。若干窓際の児童については、窓際から離れる工夫が必要かも知れません。放送の指示をしっかり聞く様子も伺えます。放送設備が機能しない場合は先生の声や、近くに居る先生の決断による指示のもと行動することも求められています。
火災が校舎の西側から発生(想定)したので、東側から避難をします。廊下に並び先生を先頭に避難していきます。「お・は・し・も」を守りスムースに移動しています。煙を吸わないようにハンカチで口を押さえることは少し課題が残っていました。
避難集合場所で、担任の先生は人数確認は勿論、児童らの体調や怪我の状況の聞き取りもスムースにおこなわれています。小規模校なので、隣接するクラスと連携し、避難誘導と初期消火に当たれる役割分担・人員確保に繋がる工夫ができればいいなと思います。勿論人命最優先なのですが…
1年生は小学校に入学してから初めての避難訓練です。各学期に1回実施をしていますが、避難経路は違ってくるし、窓を閉める閉めないや、火元の消火をしてからとか…大人がするのですが…、垂直避難や避難場所から再び避難場所を移動するなど、放送に隠されtあ意味を聴き取り避難するなど、平時からの訓練や安全行動が求められていきます。次代の流れと共に、「避難開始から、○分○秒で避難が完了しました!」なんていう単純な視点からの避難訓練では無くなってきています。
講評では、出来ていたことや工夫が必要な所、先生方の意識の持ち方などが確認され、今年の5月3日以降に発生をしている、交流先の小木小学校の様子や日本全国不特定に強い地震が頻発していることも紹介され、訓練とは言え防災に繋がる意識の高揚を、児童・職員共に確認しました。