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丹後の旅路 の巻
4年と5年児童野外学習 の段
東西別院小学校連合で行脚
令和5年6月9日金曜日から10日土曜日の1泊2日の旅
京都府立青少年海洋センター『マリーンピア』(宮津市田井)に宿泊し、自然の豊かさに触れ、自然に対する関心や理解を深めたり、規律ある集団生活を通して、基本的な生活習慣を身につけ、社会性を育むことをねらいに実施しました。
前々日は台風の影響で、当日警報が出る可能性があり心配していましたが、北部日本海側の影響が思った以上に軽く、夜半に警報が出て未明には解除になるような見込みとなり、警報は発令されず当日の朝は天気も回復傾向にあり、少し小雨がばらついていましたが、宮津の方は快晴のようです。傘を片手にみんな元気にバスに乗車し出発していきました。
初日は、伊根の舟屋を訪れ、伊根港の町並みや舟屋の仕組み、里海の生活に於ける工夫の樣などを学習しました。昼食を済ませて、遊覧船に乗船し伊根湾巡りをすることで、先ほど陸側の視点で学習した舟屋を、海側から視点で学習しました。勿論「カッパえびせん」による海鳥の餌付けも体験してきました。
14時過ぎに宿泊先であるマリーンピアにチェックインし、その後ビーチコーミングをしながらカッター訓練に入りました。高潮や波が立っている影響で体験できないかも知れないという危惧をよそ目に、予想以上に上手く漕艇できたようです。
入浴、夕食を済ませ、待ちに待ったキャンプファイヤーが始まりました。火の精霊が降臨(教頭先生ご苦労様です)し、雰囲気もバッチリそれぞれが準備してきたレクレーションで楽しい交流の場が流れます。夜空の星と目の前の炎。
一日の振り返りを済ませ、21時40分には消灯となりました。
6時30分の起床に始まる2日目。朝のラジオ体操を、朝食を、部屋の掃除を済ませ、朝のビーチコーミング。そして2度目のカッター訓練です。昨日の経験も活きスムースに艇は進みます。みんなで力をタイミング良く合わせることの効果を肌で感じながら、疲労感はあるものの不思議と達成感覚えながら1時間ほどのカッターを終えました。
施設にあるアスレチックをグループ毎に体験し、昼食を済ませマリーンピアを後にし、天橋立へ向かいました。
阿蘇海の浜を少し散策し、リフトやケーブルに乗って天橋立ビューランドに向かいます。勿論此処では股覗き!
丹後の絶景、日本三景の1つを眺望し、感動と共に後ろ髪を引かれながら帰路につきました。