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Bamboo!窯詰め の巻
Banboo! 竹炭づくり第2弾 の巻
第2回竹炭づくりは窯詰め の段!
6月1日の木曜日は竹炭づくりの第2工程の体験です。竹をあえぎり、割って節を取り除いた竹材を窯に詰め込む作業の体験です。
指導して頂くのは前回と同じ指導者の皆さんです。挨拶を済ませ早速作業開始です。指導者の方のお話を聞きながら作業を進めるのですが、話を聞いていない児童には容赦なく?「話をきかんかったら、こっつくぞ…」「…木に縛るで」(笑)と昭和の指導場面もチラリホラリ…。でも、愛情のこもった声調とは言え、今のご時世ではダメなのですが、昭和世代では、昔懐かしの当たり前の風情なのでしょう。
児童らは、竹材の並べ方や何故密に詰める必要があるのかなどを教えてもらいながら、交替で作業を続けています。理屈で分かってもなかなか上手くその通りに詰められない場面も多くあります。指導者から昭和の叱咤激励?もあるものの、自分の手で出来るまで様子を見守られながら作業を体験しています。直ぐに援助の手が差し伸べられないので、自分がなんとかするしかありません。自分が悩み、工夫しながら作業をすすめ、上手くいったときには「自分を、心の中で褒めるような感覚で」作業に取り組んでいます。
一輪刺しに仕上げる竹材も窯に入れのに一苦労。オブジェにしたいバナナや玉葱、キュウリに人参、じゃが芋、りんごに蓮などもアルミ缶の中に籾殻と一緒に入れて窯に詰めました。6月28日火曜日が窯出しになります。
今から楽しみです。今日も2時間、ご指導をお世話になりありがとうございました。
人の話を聞くということは、音として耳になんとなく留めるのではなく、例えば作業についてであれば「何を言われて、どのように作業・活動するのかを自分なりに理解し、話に基づいた行動や作業が出来てはじめて話を聞いていたことに繋がるという一つの振り返りが出来た体験でもありました。
竹材を詰め込み、蓋をして赤土を盛って密封し窯状に仕上げていきます。
火入れは又別日に体験をします。