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第7回全校人権学習 の巻
「情報とモラル」&「あいてのことを考えよう」 の巻
全校人権学習会 開催される!
1月13日金曜日の2校時、低学年と高学年に分かれて、第7回全校人権学習が実施されました。
内容は、低学年を教頭先生が担当し、「あいてのきもちをかんがえよう」について体験的に学び、高学年は小田先生とICT支援員の方にもお世話になり「情報とモラル」について学びました。
年間8回の全校人権学習は、担当を決めそれぞれがテーマに沿った授業を実施し、他の先生は授業に参加したり参観したりと自己研修の機会にもしています。また、学習内容によっては、理解をより深めるために発達段階に応じて今回の様に低学年と高学年に分かれて実施してきました。
高学年の学習
高学年は、自分の携帯電話を所有したり、親などから借りて使ったりする機会が増えて来ます。また学校でもタブレットを使い自宅に持ち帰る機会も多くなっています。情報の発信機会について再認識し、個人情報を発信してしまい、個人が特定されることやその恐ろしさ(被害)などについて再確認をし、メールのやり取りの中で、思いや感情などが伝わらない文字のみの情報交換が勘違いや思ってもいない解釈(受け取り)をされ、大きなトラブル(仲間外しやいじめやなど)に繋がったり、「既読スルー」が即「無視」に繋がったりする事例を学びながら、気を付けなければならないことを考えました。
低学年の学習
低学年は、相手の気持ちを考えるための「めかくしあるき」や友だちときょうりょくすることを目的に「広告パズル」の活動を体験しながら「相手の気持ち」を考える大切さを学びました。
低学年の活動では、アイマスクを着用し視界を遮断し、言葉掛けだけでエスコートする大変さを体験しました。福祉的なアイマスク体験では、先行し自分の肩や肘を持ってもらってエスコートすることを学びましたが、今回は不安な気持ちの時に、触れないで「どの様に声掛け」をしながらエスコートするのか。不安な気持ちを解消し、安心して移動できる声掛けを考えることが主眼となっています。でも、女児がアイマスクを着用し教室内を移動する際、机やロッカー、テレビ台の脚に角に当たらないように、当たっても自分がクッションになるように先回りし安全を確保する姿が見られ、相手のことを考えた行動が端々に見られこれだけでも人権学習の成果があったのかなとも思ってしまいます。パズルではお互いの話やアイディア、意見を聞きながら活動する大切さを学びました。