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(垂直)避難訓練 の巻

2022年11月17日更新 印刷ページ表示

大雨により学校近くの西別院町内で
土砂災害発生を想定した避難訓練 の巻

 11月17日木曜日、10時10分から、1学期の地震による避難訓練に続き、土砂災害時に於ける垂直避難の訓練を実施しました。
土砂の流入による飲み込まれを防ぐために、より階上へ避難する訓練でした。
目的としては、
 1 土砂災害の恐ろしさを知るとともに、身の守り方を身につけ、被害にあわないようにする。
 2 状況に合わせて、水平避難、垂直避難の仕方を正しく身につける。
 3 放送の指示に従い、早く安全に留意して避難する。

基本的な注意事項として事前の学級指導を済ませ、以下の5点に注意しながら実施をしました。
 1 放送をよく聞く。
 2 あわてず、走らず、黙って行動する。
 3 歩行は、右側通行とし、絶対に押さない。
 4 教室の戸や窓は、閉めておく。
 5 避難合図により、何も持たずに避難する
* 教職員は状況に応じて、より適切な判断と決断を迫られることを意識しながら実施しました。

先生の後方を一列縦隊で避難児童する児童らの画像 最後尾を非難移動する児童らの画像 階段を使って階上へ避難する児童らの画像
階段も一列縦隊で避難する児童等の画像 避難結果を報告する教職員らの画像 廊下いっぱいに並んでしまった失敗避難の画像
〈2段目最右の画像は、失敗避難の画像。廊下いっぱいに集合してしまい、動線の確保ができていないことを反省しました。例えば、教職員が児童らの列の前から後ろを移動して、心の変調や身体の異常を常に観察することが困難なのと、前方7メートルのところに屋外に出るための非常階段がありますが、再び屋外に避難する必要が生じた場合は2列縦隊の方が、スムースに行動に動け、先導や後方確認をする教職員の動線の確保もできるなどです。〉

〈児童らの様子〉
 とてもスムースに落ち着いて避難ができており
    申し分ありませんでした。

 話もせず、走ることもなく、一列に、押すこともなく決まりを守っての移動ができました。
移動完了後も担任の先生の指示に従い行動ができていました。
 訓練なので、パニックになることはありません。悲鳴を上げることもありません。でも実際の場面に遭遇すると、「走る・恐怖で悲鳴を上げたり、泣いたりする」ことは十分考えられます。迫り来る恐怖に我慢しながら冷静に対応する心の準備はしておきたいですね。
 事前わせでは、家庭科室へ避難するよていでしたが、急遽同じ3階でも教室に入らず廊下に避難待機することになりました。
寒い中、「何故廊下に避難したのか?」という問いに或児童が、鴻応山側の団地からの土砂流入になる可能性が高いのでそちら側から一番遠い場所で、避難後も更に別の場所へ移動避難するケースもあるのでという意見を出してくれました。
 廊下には4列縦隊で並んで座ってくれましたが、通路を空けて人の動線を確保し、怪我の確認や人数確認がスムースにできたり、野外に非常階段を使って別の場所に避難する必要性に対処し、避難通路の確保と移動の迅速化を目的にすることから、その場で急遽変更し対応したかたちでの訓練の実施でした。
 教職員も緊張感を持って、マニュアルにだけ頼らず、状況を的確に把握し、最善の安全確保を考え、戦々恐々変わる情報をオーバーライトしながら、「避難場所に到達したら終わり。人数が揃っていれば終わり」ではないことを意識しながらの訓練となりました。

 

 

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