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マイクロプラスティックから環境問題を考える の巻
地球規模での環境問題の解決 の巻
「マイクロプラスチック・ストーリー
~ ぼくらが作る2050年 ~」
ドキュメンタリー映画
ニューヨーク市の小学5年生たちがマイクロプラスチックをめぐる問題について調査を重ね、地域や学校で使い捨てプラスチック削減のための活動を展開していく2年間のプロジェクト学習を追ったドキュメンタリー作品です。
彼らの学びの過程や思考の深まりを追いながら、プラスチック問題の深刻さ、複雑さの一端を学ぶことができ、問題解決のための行動の起こし方についても実践事例から学ぶことができます。
共同監督・プロヂューサー
カフェテリア・カルチャー メディアディレクター 佐竹 敦子
鑑賞から
9月14日水曜日の5、6校時に4年生から6年生児童が視聴し、プラスチックゴミの削減や資源利用、地球規模の環境汚染に関わる環境問題について考えました。7月1日には、4年5年生児童が、保津川のラフティングによる環境学習も実施しています。
各校に配置された「ペッパー」ことシロップ(西別院小学校での別名・愛称)でも、環境学習を進めることができます。
亀岡市が取り組んでいるレジのビニール袋やプラゴミ削減にむけた活動や、分別回収についても微力ながら「本校」でも少し取り組んでいます。
ペットボトルは回収し、亀岡作業所の人たちを通じて資源化し、エコキャップは亀岡市社会福祉協議会を通じてワクチン接種のためのワクチン確保や、Nissiカンパニーの販売活動はエコバックの持参協力を依頼したり、紙のエコバックを作成、活用したり、野菜の梱包も新聞紙を利用したりしています。校内のゴミも、燃えるごみと燃えないゴミ、埋め立てるゴミ、(緑袋・透明袋・黄袋)に分別して捨て回収しています。
小木小学校との「里山里海」学習でも、海洋汚染や陸地の環境整備や汚染に関する内容を目や耳にする機会があります。
先週の某テレビでは、樹齢400年を超える木材確保のために、400年先の清水寺の改修工事を見越し、ある広葉樹の植林育林を手掛け次の世代につなげるプロジェクトも始まっていることを紹介していました。
永久凍土の解凍や海面上昇、気候(温度)や雨量、台風、竜巻発生などの異常気象による甚大な被害が拡大してきている今日において、できることをしっかりおこない、国や国境を越えて組織的にしなければならないことを着実に進めなければ明るい未来どころか破滅を免れないのかもしれません。
児童らはそれぞれの発達年齢に応じて、環境問題について考える時間となりました。
西別院小学校内の事情 分別回収や資源利用のための日々の回収活動