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訴えますか?訴えませんか?小さな「つ」が消えた日 の巻
ミュージカル巡回公演 ワークショップ の巻
文化芸術による子供育成推進事業(巡回講演)の活用から
制作団体:株式会社オールスタッフ
公演団体:ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
作品名:ミュージカル「小さい“つ”が消えた日」より
9月2日金曜日、2・3校時の100分間、ワークショップを楽しみました。
5年ほど前にも一度西別院小学校へ公演に来校していただいています。
ワークショップは、Aクループの「我ら文字だぜ言葉をつくれ」(開演20分過ぎに登場予定)と、Bグループの「今日は休みだ温泉だ」(開演1時間20分後頃に登場予定)のグループに分かれ,歌とダンスをレクチャーして貰いました。
当日は実際に参加出演となります。
物語のあらすじは…
「いらない子なんていない!みんなそろって五十音!」
ひらがなたちが集まって暮らす五十音村では、自慢話で盛り上がっていました。そんな中、小さい“つ”は音にならない文字なんて必要ないとからかわれ、五十音村を飛び出してしまいます。
すると、人間の世界ではおかしなことが起こりました。弁護士が「うったえますか?」「うったえませんか?」すなわち「訴えますか?訴えませんか?」と云おうとすると「歌えますか?歌えませんか?」となってしまい依頼人は怒り出します。
横綱も「はけよい のこた」では力が入らずに負けてしまい日本語は大混乱!
はたして小さい“つ“は五十音村に戻ってくるのでしょうか?
自分達の身近な生活の中で、小さい“つ”のように「○○なんて必要ない、なんてひどいことを言ったり仲間はずれにしたり、していないかを考えてみましょう…。
メッセージ
自己肯定感について考えてみよう
思いを伝えることの大切さを考えてみよう
誰かとコミュニケーションをとる喜びを感じてみよう
踊りや歌を通して自由に表現する楽しさを味わってみよう
人には夫々個性があり、存在意義があることを再確認しよう
お互いを尊重し合うことで社会が成り立っていることを再確認しよう
メンバーや仲間が、自分達のところに帰ってきてくられる(帰ってきて貰う)ために、どんな行動をとったら良いのか、コミュニケーションをとることやお互いを認め合うことの大切さを感じ考えてみましょう。
本日、来校していただいたスタッフのメンバーさんは、ミュージカルが好きで、躍りや歌を通して自身が楽しく、たくさんのことを表現し、それらを通じてたくさんの人達に伝えたいと考えておられる人たちです。東京は勿論、山梨県や福岡県、大阪府などをはじめとする全国各地から集われたメンバーさんだと聞いています。表現活動を生業とする職業選択や実生活、夢の実現・遂行などに纏わるエピソードもキャリア教育の一環として聞いてみたいですね…。
本番公演は、10月18日火曜日13時30分からです!
宿題もいただきました。本番公演がとても楽しみです。
本日はありがとうございました。
By たけぴょん