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生命のがん教育 出前授業 の巻

2022年6月30日更新 印刷ページ表示

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生命のがん教育 出前授業 の巻
  定期健康診断・がん検診・人間ドッグを受けよう!

令和4年6月30日木曜日3校時

先生とがんって?の画像 授業の始まりの画像

 4年生から6年生児童を対象に「生命のがん教育」出前授業をお世話になりました。
「がんについての授業」のコーディネータとしての京都府健康福祉部の小山さんと「三菱京都病院」副院長の吉岡先生と京都府がん教育推進メッセンジャーである「がん経験者の方」にもご来校いただき、お話をいただきました。

「がんって何?どんなことを思い浮かべますか?」

大切なことの画像 がんのイメージの画像
正常な細胞ががん細胞化する画像 がん発症率を問う画像 

 「がんって何?どんなことを思い浮かべますか?」と言う発問に、身近な病気、細菌によるがんもある、細胞のコピーミスなどという応えがありました。また「どんながん」を知っていますかという発問の応えは「乳がん」「喉」「大腸や小腸」「肝臓」などがでました。
 吉岡先生のお話からは、統計的に2人に1人の割合で発症している日本人の死亡率が最も高い病気。一部遺伝性のものもあるが、必ず遺伝していくものではないことも教えていただきました。

予防は100%ではないけれど、なりにくくする方法は!

死亡率のグラフの画像 喫煙による肺がんの肺の画像
ワクチン接種による予防の画像 がんの大きさの画像

1 喫煙しないこと。能動喫煙をしないことで肺がんの発症率を低くする(5倍の発症率)ことや、吸っている人の周囲にいる、受動喫煙でも発がんしてしまうことを教えていただきました。

2 バランスのとれた食事を摂ることが大切で、塩分を控え野菜を多く摂ること

3 ワクチン接種を受けることで予防ができること(ウイルス・細菌に対する対処)

4 免疫力をあげるために適度な運動をして睡眠(食事)すること

5 がん検診を積極的に受け早期発見早期治療に努めること

などが大切だということを教えてもらいました。

 

乳がんに罹られた方のお話

経験者のお話の画像 伝えたいことの画像

 15年前から毎年受診をしている会社のがん検診。3年前の検診で乳がんが見つかりました。なんとなく予感もしながら毎年検査を受診していたので、その時はそれほど大きな衝撃(ショック)ではなかったとのことや、むしろ友だちとの旅行を計画されていてキャンセルの必要性があるのかを心配されたそうです。
 でも、今は、旅行を楽しもうと考えられたそうですが、さすがに旅行中も頭の何処かには罹患のことや今後の不安などがあったそうで、先々でお守りを購入したりもされたそうです。
 自身が悔いのない治療方法を選択することを迫られ、努めて楽しく過ごすことや、一人になり寂しくなると不安になるので外出し人の中にいたり話したりできる状況をつくりながら、決断をして手術を迎えられたそうです。
 手術の日は友人が仕事を休み、一日つきっきりで看護にあたってくれたそうです。その友人に感謝をされて、リハビリも根気よく前向きに続けたことや、続けられたのには友だちの存在や優しい心遣いがあったこと。これが乗り越える大きな支え、力になったことと感謝されいることをお話されていました。

伝えたいことは、

 自分の「人生に関わってくれたこと、支えてくれたこと」への感謝の気持ち
 「健康の大切さ」、「生かされていること」への感謝
 そして、がん検診に行って欲しいことだそうです。

「目を閉じて、大切な人を思い浮かべて下さい」

「目を閉じて、大切な人を思い浮かべて下さい」。その大切な人に伝えましょう
検診に行きましょう
今日のがんの話をしましょう。
検診で見つけられる画像 まとめの画像
講師の先生のお話の画像 ひとりぼっちではありませんの画像

児童らの一口感想を紹介

家族が喫煙をしています。今日の話を伝え、気になるので止めるように伝えたいです。

食事の摂り方を考え工夫し、運動をしていきたいです。

がん保険のコマーシャルをみるなかで、そんなに多いと思わなかったけれど、二人に一人の割合でがんになると知って不安になった。一人で考え込まず、周囲の人に相談し助けを求め前向きに生きていきたい。

たばこを吸うことで肺がんになりやすいことがわかった。100%予防はできないけれど、予防することの大切さを知った。

がんは怖いけど、楽しく過ごすことで前向きになれるんだ、と感じた。

今日は遠方からお世話になりありがとうございました。

 

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