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小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト18 鑑賞 の巻
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト18(本当はローマ数字の18)
感動!子どものためのオペラ公演 観てきました!
3月15日火曜日。14時~15時20分 ロームシアター京都(於)
主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン 京都市
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
共催:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
協賛:ローム株式会社
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト18 子どものためのオペラJ.シュトラウスⅡ世:喜歌劇「こうもり」より ロームクラッシクスペシャル
肖像権や著作権などなどの関係上、詳しく記載できませんが…。
「こうもり」第2幕
ロシアのお金持ち「オルロフスキー公爵」が開く大晦日のパーティ会場が舞台。「アイゼンシュタイン」の悪ふざけにより「こうもり博士」のあだ名を付けられた「ファルケ博士」が、仕返しを企み仕込みます。
今日、「アイゼンシュタイン」は刑務所への出頭を控える身ながらも、仏蘭西の侯爵を名乗らされパーティーに参加。出頭先の刑務所長「フランク」もまた、仏蘭西の騎士を名乗って参加。仏蘭西人同士の挨拶会話を求められ、フランス語が出てこなくて、マッシュルーム…ってな一場面も。
アイゼンシュタイン家の「女中・アデーレ」も「女優」に変装して「姉・イーダ」と共にパーティーへ。奥様のドレスから、アイゼンシュタインにはバレたのかも。さらに「奥様のロザリン」も謎の「ハンガリーの伯爵夫人」に変装し、仮面を付けてパーティーに参加しています。
アイゼンシュタインは妻とは知らず、仮面姿のハンガリーの伯爵夫人を口説き、まんまと懐中時計を取られてしまい、3幕での波乱?の伏線に…。シャンパンを飲み、ワルツを踊り大晦日のパーティーを楽しんでいます。
朝、6時の鐘が時を告げ、慌てて出頭しようと身支度する「アイゼンシュタイ」と、刑務所長の仕事に戻る身支度をする「フランク」…一つ目の角まで一緒に行きましょうと会場を後にするも…向かう順路は同じのはずでは…。2幕はパーティー会場を後にするところで終幕。3幕が観てみたい衝動に駆られるオペラでした。
歌、台詞や情景を演出するオケの生演奏に感動し、歌、合唱?、東京シティ・バレー団の踊りダンスなど舞台から溢れんばかりの演出に感動するばかりの60分でした。
ステージ上で繰り広げられる「華やかな舞踏会」にTVでは味わえない素晴らしさを堪能してきました。ダンスのシルエットの美しさ、アクロバティックな技も一寸角度が低すぎない?ってな場面もいきなりありましたが…。オーケストラと舞台上の歌手やダンサー達が奏でる物語に魅了されて帰校してきました。
はじまりには、座席位置との関係もあり「目の前で」、耳にしたことがる曲目を奏でていただきながら「各楽器(と奏者)」の紹介をしていただきました。ドイツ語での台詞や歌詞でしたが、字幕が横に流れたのでなんとか…。リーフレットのあらすじ紹介を先読みし、配役を写真でお覚えてから鑑賞すると、より笑えるところも明確になり楽しく鑑賞できました。
貴重な体験をありがとうございました。
6年生児童が参加をさせていただきました。生配信も職員室で鑑賞して貰いましたが、帰ってきたときには、「難しかったけど良かったね~」と羨ましがられました。
編集されたものを参加された児童の家庭で鑑賞して貰えるようにURLを頂いています。
著作権などの関係でご紹介ができないのがとても残念です。(今回は画像もなしで…)ご了承下さい。
追伸 オケや歌手、ダンサー以外にも、「舞台上で台詞のない役柄を演じられた」小澤塾合唱団?の皆さんのパーティー会場での細かい演出、相づちやグラスに酒を注ぎ飲む仕草や何気ない会話や談笑や仕草などなど…情景に自然さを演出するテクニックもさすがプロってかんじでした…ナチュラルでいてそれでいて存在感もあり…。