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そして誰もいなくなった? の巻
怪奇現象?そして誰もいなくなった!…の巻
3月9日水曜日。朝から学校の向かいの神社の山から「鶯の鳴く声」がしています。3日程前の朝から「春一番」を右耳で聞いたのをはじまりに、今日も綺麗な声で鳴いています。鳴き始めは毎年「ホー・ホケキョ…」と上手く鳴けないのが常なのですが、今日は上手く鳴いています。土手には「蕗の薹」が既に大きく芽を出しています。
コロナ禍において、別院でも例外はなく近隣の保育所や小学校も欠席が目立つているようです。喉の痛みや咳、発熱が認められる場合は積極的に登校を差し控えてもらうよう、各ご家庭でのご協力をいただいております。
卒業式を間近に控え、無事に「卒業証書授与式」が挙行できることをみんなで願っています。
そんな折り、とある教室では喉の痛みがあるので登校を見合わせますといった連絡が入るなど、そうこうしているうちに教室には担任の先生が唯一人。
昔、ホラー映画に「…そして誰も居なくなった…きゃー…」というキャッチフレーズがあったように記憶していますが、そんな感じです。
タブレットを持ち帰っていますので、教室では国語の授業が進んでいます。タブレットと板書と担当の先生の朗読の声。自宅から読み聞かせを聞き、意見を述べる児童ら。黒板にその答えが板書されます。タブレット専用スタンドを1台購入したのですが、座椅子で高さを調整しながら、学習機会の確保をお世話になりました。
普段から考えると、一寸不思議な空間になっています。「教室に数名の児童と担任の先生、画面を介して自宅に居る児童」という構図は、これまでも経験済みです。今日のように教室に「担任の先生だけ」というケースは初めてです。
学習機会の確保に向け、担任の先生も児童も真摯に取り組んで貰っています。
念には念を入れ、安心安全な学校生活が送れる環境を整えて行きたいと思います。保護者の皆様のご理解とご協力に深く感謝しております。