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タブレット活用によるオンライン授業 の巻
タブレットを活用したリモート学習の実態 の巻
学習保障にむけて
1月24日から2月24日までのリモート学習の実態グラフ
コロナ禍の第六波の影響を受け、臨時休校や園では臨時休園が多く発生し、妹や弟の関係もあり、在宅学習を余儀なくされました。身体は元気でみんなと動き回りたいのに…。2学期早々からのWi-Fi通信状況の確認や、児童自身がteamsの操作に慣れるリハーサル授業を校内で実施し、緊急時に備えていました。
タブレットの活用が緊急時のリーモート授業の実施、学習保障に繋がることを目的にしているときいていたので、今回実施してみました。
本校は、腹式による4学級と支援学級の計5学級です。45分間の授業をライブ中継し、板書を表示したり、教科書の学習頁を表示したり、それぞれのノートを発表させたり、意見交換をしたり、教室にいないだけで普通の授業形態でした。
国語・算数が最も上位を占め、図工、体育にもチャレンジ!
意見交流は道徳や学活でも
68時間程度実施をしていますが、国語、算数が多く、社会や道徳、生活なども実施し、お互いの意見を交流させる機会も多くありました。自宅のペットが時々背景に映り込むこともありましたが、リモートならではのアクシデントでした。背景を暈かし自宅の様子をモザイク的に映さないようにもしましたが、みんなオープンのお家が殆どでした。
図工の時間も繋いで、あちらとこちらで作品を作り、途中経過を見せ合ったりもしました。
体育の授業も、体力低下が懸念されるなか、学校でタイムを計り時間内の筋トレ回数を記録したり報告したりしました。勿論その運動は画面を通じて反映されています。一斉にスタートするので、はじめの合図と止めの合図を共有し、違う場所でトレーニングをしているけど、記録や回数を共有することで一体感が見受けられました。
タブレットのバッテリーは1単位時間(45分)で約20%の電力消費?
2単位時間連続で40%消耗していました。一日最大5時間実施したクラスがありましたが、20%づつの消費では無く、3単位時間目になると70%ほど消費してしまい、お昼休みに充電をして午後に備えるというケースになっていました。
保護者の皆さんは、リモート授業の実施に感謝
児童らが登校できるようになり、保護者の方がお迎えに来られた際に、リモート学習の実施には、たいそう感謝というかお礼の言葉を頂戴します。長期に渡って休まなければならない折り、心配なのは学力や生活習慣の乱れだったようで、色々と対応してもらいありがとうございますという声を頂きました。
学習の充実にむけ、タブレットの効果的な活用方法を試行錯誤しながら模索していこうと思います。