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全校人権学習 第7回 の巻
全校人権学習第7回目の開催の巻
12月10日金曜日の2校時、家庭科室に於いて 松岡先生担当
12月10日「世界人権デー」 12月4日~12月10日 人権週間
めあて「どっちが家の仕事をするのか考えよう」
お母さんがPTAの仕事で出かける事になりました。
お母さんは仕掛け途中の「洗濯物を干して欲しい」ことを兄妹にお願いしたところ、二人は「は~い」と返事をしてくれたので、二人にお手伝いを任せて、出かけました。
お兄ちゃんは「お前、女なんだから、やっとけ(干しておけ)よな。」とこの後続きます。
仲良し班毎でKJ法による学習活動が進みます。自分の考えをポートフォリオし場に出し、班員の意見を更に深め、他のグループに発信し共有していきます。
「男だからこう」「女だからこう」と思い込んでいることは無いかを話し合います。
女性も活躍している場面を出し合いながら、性差に持っている古い固定観念をなくし、お互いが認め合い、協働し、対等(たいとう)に生きていく社会のあり方や、自身の考え方を探りました。
マスクを着用は勿論時間を区切ってバスセッションさせ、二酸化炭素濃度計をそばに換気をおこないながら空調管理し、学習を進めています。
小規模校で、他の先生の授業から学ぶ「研究授業・授業参観」の機会が設定しにくいなか、全校での人権学習授業を実施することで、一つのお互いの学びの場になっています。
指導案を準備される先生もあり自身のスキルアップに繋げる先生も伺えます。
また、参観をしている先生にいきなり管理職が、「あなた」が授業するとしたら、此処までの流れのなかでの工夫や別にできる手立てや手法は何かないかとか、今後の展開をどの様にするとか、他にどの様な発問や支援ができる?などと質問してくることもある。
児童らは、お互いの意見を聞きながら上級学年がリーダーシップをとり、異年齢集団の「なかよし班」でのコミュニケーション活動を、思考を巡らせています。
お家でも「お兄(お姉)ちゃんのくせに」「弟(妹)なんだから」、「男(女)性のくせに、なんだから」といった偏見や固定概念がなかチェックしてみてはどうでしょうか。高齢化社会が進む中、介護は…といったこともその一つに入るのでしょうか…。