2021年度東西別院町「町民研修会」開催　の巻

東西別院町「町民人権研修会」開催　の巻

 
日時　2021年12月4日　土曜日　14時から
場所　亀岡市立別院中学校　多目的室（於）
主催　亀岡市南部地区人権・同和教育推進協議会
　　　　亀岡市
事務局　犬甘野児童館（南部人推協事務局）　

　  立冬の候　12月4日土曜日、亀岡市立別院中学校に於いて、2021年度東西別院町「町民人権研修会」が開催されました。
　昨年に引き続き、コロナ禍においての実施になりましたので、40名の定員規模に制限しておこなわれました。
 　
  会長の挨拶に引き続き、子どもたちの取組発表ということで、今年は別院中学校生徒会本部役員による「仲間づくりを大切にした学校生活について」と題した、仲間づくりを大切にした学びや、一人ひとりが輝ける学校としての取組の紹介がありました。今年で34年目を迎える伝統的活動で、全校生徒による全校舎の床磨きのい取組も紹介されました。学校が落ち着かない時代に、生徒会の或女子生徒の提案から始まった、自分の心を磨く奉仕活動も紹介されていました。
　勿論、人権啓発作品のポスターや作文、メッセージの展示もあり、東西の別院小学校児童の作品と別院中学校生徒の作品も展示されています。
 
　その後、『インターネットと人権』と題した、亀岡市人権教育啓発指導員の須知学氏の講演を拝聴し、人権についての研修を深めました。
　人権学習の或機会に、インターネットの類いを、生徒が、『ドラえもんの四次元ポケット』と同じだとつぶやいたそうです。のび太君が「便利な道具を、正しく使わない」とき、必ず失敗をし、「正しく使うと」いろいろな問題が解決され、みんなが楽しく幸せな生活が送れるというストーリーに似ているからでしょうか。
　インターネットを使って、深夜まで依存し寝不足が原因で体調不良になったり、「ながら運転」による人身事故の加害者になったり、ゲームの課金がいつの間にか高額になっていたり、グループトークの誤解が「いじめ」に発展したり、「誹謗中傷」で炎上したり、悪ふざけ動画が罪に問われたり、「著作権法違反」や「肖像権の侵害」、複数の投稿から個人を特定され「つきまとい」「ストーカー行為」の被害に遭ったり、野良Wi-Fiスポットで個人情報が流出したりと危険性が氾濫しています。
　世界の人が見ることができ、一端アップしてしまうと情報を取り消すことができず拡散し被害は大きくなることなどを拝聴しました。
　情報機器を活用する上で、適切な利活用を心がけ、相手を不快にさせたり、不登校や引きこもりの原因をつくったり、攻撃したり、自己破壊に繋がるような行為をしていないか、普段から自分自身の行動（活用）に責任を持ち、決して被害者をつくらない、崇高な道徳心やモラルのある行動をとらなければなりません。
　本日は、御苦労様でした。