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全校人権学習 こんなシュチュエーションどうする の巻
全校人権学習 こんなシュチュエーションどうする
11月10日水曜日、2時間目に第6回目の全校児童での人権学習が実施されました。
今回の担当は森脇先生です。
さて、例えば「児童A君B君C君の3人組が仲良く校庭で遊んでいます。その遊びをそばで一人見ている児童Y君がいます。遊んでいる児童の一人A君は、時折幾度となくY君の方に振り返って視線を向けて見ています。でも3人は楽しそうに遊び続けています。そこへX君がやってきて遊びの仲間に入れてもらおうとしています。」
児童4人について、A君とB君C君、Y君、そしてX君の立場に自分が置かれた場合、それぞれの気持ちや考え方を、異年齢集団の「なかよし班」毎に話し合い、発表する学習活動でした。勿論、「話し合う前」に自分自身はどの様に感じたり考えたりしたのか、なかよし班で話し合ったとき仲間の意見を聞いて、どの様に感じて何を思ったのか、そして全体でなかよし班の意見を交流し違った意見や考え方を聞いたときに、どの様に感じ何を思ったのか、そして最後に自分はどの様な考え方に至り、どの様に対処していくのが好ましいのかを内面に問いました。
例えば、「A君は何故、幾度もY君のことを振り返っていたのでしょうか?また、何故3人で楽しく遊び続けていたのでしょうか。どのように行動したらどの様に変わるのでしょうか」
B君C君は…Y君は…また、X君の気持ちや行動や振る舞いは…?
日常生活の中に多くある場面だと思います。
答えは、ひとついではないと思います。児童らは真剣に思考を巡らせていました。