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竹炭つくり 第三回は窯に火入れの巻

2021年10月27日更新 印刷ページ表示

6月24日 木曜日 竹炭つくり第三回目は火入れ、窯に火を入れる日でした。

窯の内部を確認したあと、窯上部の竹材を入れた口を鉄板で塞ぎ、その上に赤土を被せて密封し、窯口から火を付けました。火を入れる前には、蝋燭に火をあげ、お酒と一緒に祀り、安全祈祷をしてから窯に火をつけました。お酒を奉じることは火の神様にお礼や火災に係る安全祈願を込めた人々の昔からの習わしである文化にも触れました。

窯に土を盛る児童の画像火を入れる児童らの画像

 理科的な視点からは、煙突から立ち上る煙は、最初冷たくて時間と共に熱く、白から灰色、黒と灰色の中間、白、青、透明の煙に変わることも教えてもらいました。この変化が窯内部の温度(火入り)の状態を知る手がかりにもなるそうです。火をつける方法がチャッカマンやライターの時代があって、自動で点火する時代があって、電気による火力も使われる中、マッチを擦るのが初体験の児童がほとんどでした。テレビで原始的に擦って火種をつくり発火させるのは難しいかも知れませんが、マッチを擦って先を下方に向けることで、燃え続けるということも知らない人が多いようです。
 今回は缶の中に、オブジェにしたい物を入れ籾殻で覆い蓋をして一緒に焼きます。熱で炭化しそのままの形が残りオブジェになる予定です。次回の仕上がりが楽しみです。
窯内部の密閉具合を確認する画像オブジェ作品を缶に入れる作業中の画像

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