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平成30年12月13日、亀岡市と亀岡市議会は、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を行いました。
国の天然記念物「アユモドキ」をはじめとする多様な川の生態系を育む「母なる川保津川」から、地球規模の問題となっている海洋プラスチック汚染の解決に向けた取り組みを進め、2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロのまちを目指します。
そして、自然環境の保全と地域経済の活性化に一体的に取り組む『世界に誇れる環境先進都市』を実現のため、さまざまな取り組みを進めてまいります。
今まさに、世界は使い捨てプラスチック廃止に向けて動いています。
本市が、使い捨てプラスチック削減の第一歩として取り組むのがプラスチック製レジ袋の削減です。まずは、レジ袋の有料化とエコバック持参を呼びかけ、プラスチック製レジ袋の全体量を大幅に削減したうえで、全国に先駆けてプラスチック製レジ袋禁止条例を制定、本市社会のルールづくりを進めます。この度の宣言は、広くメディアに取り上げられ、日本国内に止まらず、中国や台湾でも報道されています。この宣言が、日本社会を動かす布石となり、広く波およすることを願うところです。
しかしながら、プラスチック製レジ袋の禁止は一つの手段であって、目的ではありません。このあと、使い捨てプラスチックごみゼロを目指して、さまざまなプロジェクトを展開してまいります。
プラスチックごみゼロに向けた取り組みは、社会全体での理解と協力が不可欠です。海洋プラスチック汚染の問題は長期的な視野での持続可能な取り組みを続けていかなくてはなりません。そのためにも、「環境保全」と「地域の活性化」が一体となったまちづくりを進めていく必要があります。一人ひとりの意識、行動をつなげ、大きな動きを創り出すことが今、求められているのです。
ここでは、その最新情報を発信します。