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亀岡市では、環境、経済、社会の三側面での取り組みが有機的に機能するサーキュラーエコノミーの実現に向けて、民間事業者と連携した資源循環スキームの構築に取り組んでいます。
特にプラスチックごみの処理については、環境大臣および経済産業大臣認定をいち早く受け、令和6年4月から本市独自でのマテリアルリサイクルを進めているところです。
一方、世界では、令和5年7月に欧州委員会(EU内閣)がELV(使用済自動車)規則案を発表、自動車の新車製造時においてPCR(市場で使用済の製品を回収、再資源化すること)由来のプラスチックを25%以上使用することが義務付けられる計画です。
こうした背景から日本国内においても、自動車業界では、PCR由来プラスチックの自動車部品への活用検討、原料確保の動きが広がっています。
今回PCR由来のプラスチックの活用検討を進めるトヨタ紡織株式会社と「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結し、市民の皆様が、分別、排出したプラスチックごみから自動車部品を製造する実証実験に取り組みます。
今後とも、次世代へ引き継ぐ亀岡市の未来の経済的・社会的価値を創造し、環境に配慮した取組を進めるための連携強化を図ってまいりますので、ぜひご注目ください。
【協定書】