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令和6年9月21日、川のごみと海のごみのつながりを学ぶイベント「こども海ごみ探偵団」が開催されました。
前回の海岸調査(友ヶ島)に続き、今回の舞台はふるさとの川・保津川。
亀岡市内の小中学生と保護者44人が参加し、ラフティングボートに乗って流れ着いたごみの清掃、調査を行いました。
出発時には川と海つながり共創プロジェクトの木曽委員長からこどもたちへ激励のお言葉をいただきました。
また、BRITAJapan株式会社様より参加者全員にプラスチックごみの削減のためのマイボトルの普及促進として
浄水機能付きのボトルActiveを贈呈いただきました。
川の駅亀岡水辺公園にて保津川の歴史やラフティングボートの注意事項を保津川遊船企業組合様より
レクチャーをいただき乗船しました。
参加者はラフティングを楽しみながら、河川敷に船を着けたり、船に乗ったまま網でごみを集め、保津大橋下まで
約5kmを1時間半かけて下りました。
下船後は環境プロモーションセンター(Circular Kameoka Lab)に移動し、拾い集めたごみをプラスチックや金属といった
種類ごとに分類調査しました。
海ごみと比べると、汚れが付いたままの食品トレーや飲料の缶、瓶、期限が切れたクレジットカードや
他府県の駐輪場定期カードなど、より私たちの日常に密接なごみが確認でき、参加者は海ごみと違う
より生活感があるごみの数々に驚きを感じながら興味深く観察していました。
清掃・調査を通して保津川の深刻なごみ問題を学習し、保津川遊船企業組合の豊田代表から、
川の歴史と豊かな保津川の自然を守る大切さについての話を聞き、こどもたちはふるさとの川を通して
環境問題を学ぶ機会となりました。