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亀岡市地震ハザードマップを掲載します(平成20年度作成)
揺れやすさマップ [PDFファイル/1.96MB]
建物危険度マップ(亀岡地区・西つつじケ丘・南つつじケ丘) [PDFファイル/2.07MB]
建物危険度マップ(東別院町・西別院町) [PDFファイル/1.94MB]
建物危険度マップ(曽我部町・吉川町・ひえ田野町) [PDFファイル/2MB]
建物危険度マップ(本梅町・畑野町・宮前町・東本梅町) [PDFファイル/1.84MB]
建物危険度マップ(大井町・千代川町) [PDFファイル/1.86MB]
建物危険度マップ(馬路町・旭町) [PDFファイル/1.81MB]
建物危険度マップ(千歳町・河原林町・保津町) [PDFファイル/1.86MB]
建物危険度マップ(篠町・東つつじケ丘) [PDFファイル/1.89MB]
地震に備えて
近年、日本各地で大きな地震が発生し、地震による被害が報告されています。特に平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災は、地震があまり起こらないと考えられていた関西地方で発生しました。災害はいつどこにやってくるかわかりません。
このような自然災害は、人間の力では防ぐことはできませんが、日頃から災害に備えておくことにより、被害を軽減することができます。
地震は突然やってきます。地震被害の軽減には、日頃から地震に備え自分の身は自分で守るという「自助」と、地域コミュニティでの助け合いによる「共助」が何よりの力となります。いつ起こるかわからない地震に対して、「自分でできること」、「家族でできること」、「ご近所でできること」を考え、災害に備えてください。
地震ハザードマップとは
阪神淡路大震災では、淡路島北部の断層(野島断層)を震源としたマグニチュード(M)7.3の地震が発生し、死者6千人超という甚大な被害をもたらしました。
亀岡市でも活断層による直下型地震が発生した場合、震度6強~震度7の揺れが発生することが想定され、家屋の倒壊が多数発生することが予想されます。また、地盤の液状化により、避難路となる道路も陥没するなど、避難や物資の輸送にも大きな支障をきたすことが予想されます。
このような地震が発生した場合に備え、日ごろから地震に対する備えを心がけていただくとともに、地震発生時には市民の皆さんが安全な場所に避難していただき、被害を最小限に抑えることを目的として、この度「地震ハザードマップ」を作成しました。
もしもの地震に備え、この地震ハザードマップを活用し、自宅における耐震対策や避難場所、避難時の心得など、日ごろから家族の皆さんや地域の皆さんと話し合いましょう。
亀岡市に大きな影響をおよぼす地震は
活断層による地震
亀岡市内には、大きな被害をおよぼすことが予想される活断層が3つ存在します。それぞれ、「殿田―神吉―越畑断層」、「亀岡断層」、「埴生断層」と呼ばれ、いずれの活断層が動いたとしても、市全域に大きな被害をおよぼすことが想定されます。
活断層位置図
東南海・南海地震の影響は
東南海・南海地震は、今世紀前半にも発生する恐れがあり、2030年までの発生確率は、東南海が50%、南海が40%とされています。
京都府が実施した地震被害想定調査では東南海・南海地震が発生した場合、亀岡市内では震度5強で揺れることが予想されていますので、十分な備えが重要です。
地震が発生したときはこうしよう
まず、落ち着いて行動しましょう
- 机の下など落下物が防げる所に体を隠すか、座布団や雑誌などで頭を守りましょう。
- どんな大きな地震でも大きな揺れは1分程度です。まず落ち着いて行動することが大切です。
家にいるときは
- 火災防止のため電気ブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めましょう。
- すばやくコンロなどの火を消し、避難のためにドアや窓を開けましょう。
- 火が出た時は、消火器や毛布などで、すばやく消しましょう。
- マンションなど高層ビルでは、次のことに注意しましょう。
- 管理者などの指示に従いましょう。
- エレベーターは使わないようにしましょう。
- 家からの脱出方法を日頃から考え、必要な道具を用意しておきましょう。
街の中にいるときは
- 自動販売機やブロック塀など、倒れやすいものには近付かないようにしましょう。
- 落下物から身を守るため、近くの建物の中や広い場所に避難しましょう。
- 垂れ下がった電線などは、危険なので注意しましょう。
正しい情報の収集が大切です
- 避難途中や避難場所では、警察や市町村などの広報やラジオ・テレビから正しい情報を聞き、デマに惑わされることのないよう心がけましょう。
- 大地震のあとは、みんなの気持ちが動揺しています。無責任なことを口にしたり、自分勝手な行動を慎みましょう。
災害時の安否確認!
緊急地震速報を見聞きしたときは
緊急地震速報とは、地震による強い揺れが来ることを、すばやくお知らせする情報です。最大震度が5弱以上の強い揺れが予測される場合に発表されます。もし、緊急地震速報を見聞きしたときは、周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保しましょう。
家庭では
- 頭を保護し丈夫な机の下などに隠れましょう。
- あわてて外に飛び出さないようにしましょう。
- 無理に火を消そうとしないようにしましょう。
※家の耐震化や家具を固定するなどして、逃げる場所を確保しましょう。
自動車運転中では
- あわててスピードをおとさないようにしましょう。
- ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促しましょう。
- 急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしましょう。
- 大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止しましょう。
- 車を離れるときは、キーをつけたままにしましょう。
鉄道・バス乗車中は
- つり革、手すりにしっかりつかまりましょう。
人がおおぜいいる施設では
- 係員の指示に従いましょう。
- 落ちついて行動しましょう。
- 慌てて出口に走り出さないようにしましょう。
エレベーターでは
- 最寄りの階で停止させ、すぐに降りましょう。
屋外では
- ブロック塀の倒壊などに注意しましょう。
- 看板や割れたガラスの落下に注意しましょう。
- 丈夫なビルのそばであればビルの中に避難しましょう。
山やがけ付近では
- 落石やがけ崩れに注意しましょう。
地震に対する備えは行っていますか
お住まいの住宅は、何年に建てられましたか?
昭和56(1981)年に、住宅の建物の強さを定める基準が大きく変わりました。
この年以前に建てられたお宅は、十分な備え(耐震対策)が必要です。
一般に、地震が発生した場合、古い木造建物ほど倒壊する危険性が高くなります。特に昭和56(1981)年以前に建てられた木造建物については、耐震性が低い可能性があります。昭和56年以前に建てられた建物は、必ず耐震診断を受け、その結果に応じた補強を行いましょう。
昭和56年以降に建てられた建物であっても、あくまで人命に深刻な影響がおよばないということを基にしていますので、建物が全く壊れないということではありません。また、地盤によっては想定以上の揺れになり、建物に影響を与えることもあります。
耐震対策に対するこんな助成を行っています
- 木造住宅耐震診断士派遣制度
昭和56(1981)年5月31日以前に着工し、完成している木造住宅にお住まいの人を対象に耐震診断士の派遣制度を設けています。- 対象となる住宅(下記3つの条件をすべて満たす住宅)
- 延べ床面積の半分以上が住宅として使用されている。
- 昭和56(1981)年5月31日以前に着工し、完成している
- 「誰でもできるわが家の耐震診断」(財)日本建築防災協会発行で自己診断の結果、満点(10点)にならなかった。
※「誰でもできるわが家の耐震診断」は亀岡市役所などで配布。
(財)日本建築防災協会のホームページ<外部リンク>でも診断できます。
- 必要な費用 3,000円
- 対象となる住宅(下記3つの条件をすべて満たす住宅)
- 木造住宅耐震改修費補助制度
耐震診断士による耐震診断の結果、倒壊の危険性が高いと判断された木造住宅にお住まいの人に、耐震改修の設計費と工事費を補助する制度を設けています。- 対象となる住宅
- 耐震診断士による耐震診断の結果、耐震評点が1.0未満で倒壊の危険性が高いと判断された木造住宅。
- 補助金の額
- 耐震改修に要した経費の3/4以内(最大90万円まで)
- 対象となる事業
- 耐震評点を1.0以上にするための改修工事の設計費および工事費
- 対象となる住宅
~税金の控除を受けられる場合があります~
お部屋の対策が重要です
阪神淡路大震災や新潟県中越地震でも、けが人の多くは、家具や本棚、OA機器などの家財の転倒が原因であったと言われています。地震による強い揺れから身を守るために、まず、身の回りの家具を固定することが重要な備えとなります。
家具の正しい置き方を確認しましょう
家具の固定を行いましょう
被害を少なくするために、私たちにも今できることがあります!
ハザードマップ情報
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避難施設・避難場所一覧
わが家の防災メモ
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