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亀岡市では、持続可能な開発目標(SDGs)の「環境・経済・社会の三側面の統合的取組の推進」というビジョンのもとに、多くの事業者の皆様とパートナーとして提携を進め、地域資源を活用した新たな価値の創出による持続可能なまちづくりに向けて取り組んでいます。この度、この主旨に賛同頂いたENEOS株式会社、植田油脂株式会社と、「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結しました。
本協定の締結に伴い、ENEOS株式会社、植田油脂株式会社と亀岡市は未来づくりに向けたパートナーとしてごみの減量・資源化の推進を中心とした取り組みを実施し、人と環境にやさしい資源循環型のまちづくりを推進してまいります。
また亀岡市では、本協定に基づき、2050年の脱炭素社会の実現に向けて、専用リターナブルボトルを使用した家庭用廃食油の拠点回収を開始します。
脱炭素社会の実現に向けては、持続可能な航空燃料(SAF)の利用が有効な手段の一つと考えられており、国策としてもSAFの導入が求められています。現在、SAFの原料となる家庭用廃食油のうち約9割が廃棄されており、この未使用部分を有効活用する廃食油回収を実施することにより、脱炭素社会・資源循環型社会の実現を目指し、亀岡市の一般廃棄物収集量の削減と環境意識の向上に向けて取り組みます。
今後とも、次世代へ引き継ぐ亀岡市の未来の経済的・社会的価値を創造し、環境に配慮した取組を進めるための連携強化を図ってまいります。
【協定書】