本文
令和5年7月29日、川のごみと海のごみのつながりを学ぶイベント「こども海ごみ探偵団」が開催されました。
舞台となったのは瀬戸内海の無人島・友ヶ島(和歌山市)。
亀岡市内の小中学生と保護者約20人が参加し、海岸に流れ着いたごみの清掃、調査を行いました。
調査にあたっては、友ヶ島を中心に海ごみの調査研究を行う団体「KATIES」の平井研さんから、無人島にも関わらず日々流れ着くごみの現状や海岸清掃など環境を守る活動についてお話しいただきました。
ごみが散乱する海岸を目の当たりにし、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
その後、同志社大学経済学部教員の原田禎夫さん(川と海つながり共創プロジェクト事務局長)から漂着物の解説などを受けつつ、ごみを拾い集め、種類ごとに分類していきました。
結果、発砲スチロールやプラスチック片など日常生活の中で発生するごみが多く見つかりました。
調査の後には、展望台や砲台跡などを巡り、友ヶ島の豊かな自然・歴史文化にも親しむ一日となりました。
9月には、地元・保津川で海ごみ探偵団の活動を予定しています。
内陸部から海に流れ出るプラスチックごみは今、世界的な問題となっています。
まず、身近なところから目で見て触れて観察し、川ごみと海ごみのつながりを学んでいきましょう。