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亀岡市と市内スーパー4社は、2019年5月29日、レジ袋の削減に向けた協定を締結しました。
同協定では、エコバッグの普及促進とレジ袋の有料化(8月20日から)などを通じ、使い捨てプラスチックごみの削減を図ることとしています。
また、協定を締結した店舗ではすでに、レジ袋の有料化に先がけてさまざまな環境活動を実施されています。市ホームページではその取り組みの数々を、今後、リレー形式で紹介してまいります。
まず、第1弾として紹介する株式会社マツモトでは、「エコバスケット」の取り組みを17年以上続けていらっしゃいます。これは、同店で購入したエコバスケットというカゴを利用して買い物をした場合に、値引きを受けられるというもの。バスケットの累計販売個数は11万8,000個にのぼり、マツモトの特徴的な制度となっています。この仕組みにより、お客さまはカゴごと持って帰ることができるため、袋に詰替える手間が省け、一方ではカゴの再利用によってレジ袋の削減を図ることができます。レジ袋有料化前の6月~8月には、通常238円(税抜)のバスケットを150円(税抜)で販売されるなど、キャンペーンが行われる予定です。
このほか、一部店舗における風力・太陽光発電の導入や電灯のLED化、冷蔵ケースの発熱を利用した暖房など広く環境に配慮した店づくりを行われています。
代表取締役社長の松本隆文さんは、「プラスチックごみ削減は、地球規模で取り組まなければならない課題だと考えています。例えば、ふるさと亀岡の水はとても美味しく、その水を育む環境を守っていきたいと思います。保津川の水はやがて海に流れ着きます。上流での地道な取り組みが、海洋汚染の防止につながってくるわけです。課題もありますが、この度の協定締結をきっかけに、一同力を合わせて課題解決に取り組んでいきたいです」と想いを話されました。
亀岡市ではこれからも、協定締結店舗の皆さまと連携しながら環境にやさしいまちづくりを進めてまいります。
(取材:2019年6月)
プラごみ削減活動にご協力いただける、または既に取り組まれている事業所の情報があれば、市環境政策課(0771-25-5024)までどんどんお寄せください!