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このほど南桑中学校PTAが主体となり、オリジナルエコバッグを制作され、1月7日にその贈呈式が行われました。これは、ふるさと納税を活用した「京都亀岡学校応援事業」を利用し、作られたもので全校生徒に配られます。
同校の生徒たちはこれまで市職員などから環境学習を受け、プラごみゼロ宣言の根底にある保津川そして海のプラスチック汚染の現状を学んできました。その中で感じたことをバッグに反映させようと、デザインは生徒たちから募集し、集まった71案の中から学校関係者による審査を経て決定しました。選ばれた2年生の齋藤美羽さんは「プラスチックの海洋汚染は魚から人間まで影響することを知り、食物連鎖をイメージしてデザインしました。一番上の手のひらはプラごみストップを表しています。このエコバッグが使われることで、レジ袋などの削減につながれば嬉しいです」と話されました。
保護者と生徒たちが協力し始まった環境への取り組み。地域を大切に想う気持ちがやがて市域全体へ、そして全国へと広がっていくことが期待されます。
(取材:2020年1月)
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