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避難生活支援リーダー/サポーター研修の実施結果について
避難生活支援リーダー/サポーター研修
令和7年12月6日、7日の2日間で避難生活支援リーダー/サポーター研修を実施しました。
近年、全国各地における災害の多発化や避難生活の長期化による災害関連死の増加が課題となっております。
本研修は内閣府主催、京都府・亀岡市が共催として、災害時の避難生活の環境向上に取り組む人材を育成することを目的としております。グループワークやシミュレーション演習などが中心の実践的な研修会となり、地域一体となって災害時の避難所における課題解決に取り組みました。
≪実施日時≫
令和7年12月6日(土曜日) 10時00分~16時00分
令和7年12月7日(日曜日) 10時00分~16時00分
≪実施場所≫
亀岡市立城西小学校
(〒621-0806 亀岡市余部町前川原46番地)
≪参加人員≫
・両日参加者 46名(終了証交付対象者)
ほか1日のみ参加者5名
≪実施内容≫
| プログラム | 概要 |
|---|---|
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プログラム1 多様な被災者の理解とその配慮 |
〇講義 ・被災地・被災者への理解 ・災害時における要配慮者の立場例 〇演習 ・被災者と支援者のやり取りを再現した動画を紹介し、紹介された被災者の心情、困りごとを話し合う。 ・グループで検討した内容を発表・共有 |
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プログラム2 避難所の課題と生活環境の整備 |
〇講義 ・避難所に必要なスペースとその機能 ・一日の流れ、活動内容、運営する上での留意点 ・運営に関わる担い手の理解 〇演習 ・受付/情報コーナー/物資提供/食事スペース/寝床/洗濯物干しスペース、それぞれ避難所のスペースを再現 ・各スペースの巡回を行い、それぞれ「改善点」を話し合い、具体的な改善作業を行う ・各スペースの改善方法の発表と解説 |
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プログラム3 対人コミュニケーション |
〇講義 ・避難所におけるコミュニケーションの目的、基本 〇演習 ・「被災者役」、「リーダー/サポーター役」、「観察者役」の3つの役となり、コミュニケーションの仕方を体験する。 ・グループでの演習結果を全体で発表・共有 |
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プログラム4 運営の担い手との連携・協働の必要性 |
〇講義 ・課題・困りごとを解決するためのポイント ・被災者との情報共有、参加できる場づくり 〇演習 ・「リーダー/サポーターのできること」、「被災者ができること」、「自分たちが知っている地域で頼れる先」、「その他頼れる先とその内容」について話し合う ・グループで検討した内容を全体で発表・共有、解説 |
≪講 師≫
■ 浦野 愛 氏:レスキューストックヤード常務理事
■ 細谷 真紀子 氏:ゲンサイデイズ代表/山形県自主防災アドバイザー
■ 若月 徹 氏:藤田医科大学教授/藤田医科大学防災教育センター副センター長
≪実施状況≫








