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自分の仕事が、未来の風景になる。まちを創造するダイナミズム。
現在は、令和8年(2026年)に開催される「全国都市緑化フェアin 京都丹波」の会場整備という、大きなプロジェクトに携わっています。亀岡市の拠点となる2つの大きな公園を、多くの方々を魅了する場所に生まれ変わらせるため、設計から工事の施工管理までを担当しています。自分の仕事が未来の亀岡の「かたち」になる、スケールの大きな仕事です。
今携わっている事業では、デザインの魅力とコストのバランス、そして何より安全性の確保など、多角的な視点での判断が求められます。また、工事は地域住民の皆さんの生活と隣り合わせです。ご理解とご協力を得るために、何度も対話を重ねて細かな調整を行う必要があり、そのプロセスは入庁前に想像していた以上に大変だと感じています。
苦労が大きい分、自分が設計に携わったものが実際に完成し、多くの市民の皆さんに利用されているのを見た時の喜びは格別です。更地だった場所に新しい道や公園が生まれ、人々の笑顔や賑わいが生まれる。まちが成長していく過程に、企画段階から関われることこそ、土木職の醍醐味です。
「住民の方々との距離の近さ」です。デスクで図面を描くだけでなく、現場に出て、そこに住む方々の声を直接聞き、設計に反映させていく。この「対話」こそが、良いものづくりに不可欠だと知りました。外からは見えにくい部分ですが、非常に重要な仕事です。
大規模プロジェクトの担当なので多忙な時期もありますが、「休む時は休み、働く時は集中する」というメリハリを大切にしています。上司も「早く帰れよ」「休みは取ったか?」と常に気にかけてくれ、有給休暇も計画的に取得できる雰囲気なので、心身ともに健康的に働けています。
自分が描いた一本の線が、道になり、公園になり、未来の風景を創り出す。
これほどダイナミックで、大きな達成感を味わえる仕事は他にありません。
地域の方々と膝を突き合わせ、まちの未来を自分の手で創造していく。
そんな熱い情熱を持つあなたを、私たちは待っています。