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糖尿病について
糖尿病は身近なもの
世界の糖尿病人口は2021年には5億3,700万人に上っており、2045年には約7億8,300万人に達すると予測されています。
日本でも糖尿病が強く疑われる人は約1,100万人と推計され、成人の約10人に1人が糖尿病といわれる国民的な病気です。(令和6年「国民健康・栄養調査」)
糖尿病って?
私たちの血液中のブドウ糖(血糖)の濃度は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンによって一定の範囲に保たれています。
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために慢性的に血糖が増えてしまう病気です。血糖の濃度(血糖値)を高いまま放置すると、将来的に心臓病や失明、腎不全、足の切断といった合併症につながります。
糖尿病は生活習慣だけでなく、遺伝的な要因や自己免疫など、さまざまな原因が絡み合って起こる病気で、原因や事情は人によって異なります。
糖尿病の種類には1型糖尿病や2型糖尿病、妊娠糖尿病などがありますが、糖尿病の種類によらず、多くの方は治療を続けながら毎日の生活を送っています。

糖尿病は誰でもなりうる病気|厚生労働省<外部リンク>
偏見をなくそう
「食べ過ぎや運動不足のせいで自業自得だ」「自己管理ができていないからだ」といった誤解や偏見が、糖尿病のある人を傷つけたり、受診や治療の開始・継続を 難しくしてしまうことがあります。
このような誤解や偏見を「スティグマ」と呼び、スティグマは糖尿病患者の精神的健康や社会的関係にも影響を与えることがあり、それを防ぐためにも、教育や啓発活動により糖尿病に関する正しい知識を広め、理解を深めることが重要です。糖尿病についての正しい理解は、身近な人と自分を守ります。
【糖尿病に関するスティグマ】
糖尿病は生活習慣のみが要因で発症するわけではないのに、甘いものの食べ過ぎや運動不足と結びつけられ、「自己管理ができていない」というレッテルを貼られることがあります。
【治療にまつわる誤解】
食事療法・運動療法など治療が面倒であるという認識や、インスリン使用に対する抵抗感、周囲の理解不足などがあります。
早期発見が重要です
糖尿病は、2型糖尿病の発症の初期段階など、血糖値の上昇が軽度の場合には症状が見られないことが多いです。そのため、眼や腎臓の合併症が進行してから糖尿病と診断されることがあります。症状からは気づきにくいため、定期的に健診を受診して早期に糖尿病を見つけ、合併症が進行する前に治療を開始することが重要になります。
血糖値がかなり高くなると、喉が渇く・たくさん水を飲む/トイレの回数が増える/体重が減る/疲れやすくなる――などの症状が出ることがあります。心当たりがある際は、医療機関を受診しましょう。


糖尿病と付き合うために|厚生労働省<外部リンク>
健康のためにできること
高血糖の予防と改善には生活習慣の改善がポイントです。
1.食事
主食・主菜・副菜のそろったバランスの良い食事を意識し、食べ過ぎに注意しましょう。
野菜やたんぱく質から先にとり、ゆっくりよくかんで食べましょう。
2.運動
1日8,000歩(65歳以上は6,000歩)を目標に歩きましょう。
スクワットなど筋トレも大切です。
3.口腔ケア
歯周病は糖尿病を悪化させます。毎日のケアと、定期的な歯科検診を。
4.喫煙
喫煙はインスリン抵抗性を高め、糖尿病リスクを増加させるため、禁煙をお勧めします。
糖尿病以外にも、ご自身や家族の健康について相談ができます。
保健師・管理栄養士・歯科衛生士・健康運動指導士の専門職に相談してみませんか?
「World Diabetes Day」
国際連合が、平成18年12月に「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を採択し、同時に11月14日を「World Diabetes Day」と指定しました。以降毎年11月14日には、糖尿病を啓発するイベントが各地で行われてきました。
今年度も11月14日に全国各地で ブルーライトアップなどイベントが行われます。亀岡市でも、亀岡保津大橋、亀岡市立病院、医療法人清仁会 亀岡シミズ病院がシンボルカラーのブルーに点灯されます。
World Diabetes Dayのイベントに参加して、ご自分やご家族、大切な人とともに、糖尿病について考え、予防にむけた一歩を踏み出していただきたいと思います。

Wddホームページ<外部リンク>
参考
みんなで知ろう!からだのこと 第4回糖尿病ってなぁに?
広報誌「厚生労働」2024年11月号 連載|厚生労働省<外部リンク>



