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ゆう・あいネットVol.47

5 ジェンダー平等を実現しよう
ページID:0043130 2023年2月15日更新 印刷ページ表示

ゆう・あいネットVol.47

男女共同参画情報紙「ゆう・あいネットVol.47」(令和5年2月発行)

ゆう・あいネットVol.47の表紙
ゆう・あいネットVol.47 [PDFファイル/12.53MB]

1面

ゆう・あいネットVol.47 2023.2

本紙の内容を市ホームページでも公開しています。

QRコード省略

始まってます
高齢社会

特集
・「高齢者って何歳から?」
・8050問題
・女性と年金問題

人生100年時代

令和4年9月15日現在、総人口に占める65歳以上の割合は29.1%と過去最高となり、世界で最も高い割合です。この急激な高齢化にはいろいろな要因があると考えられていますが、これからの社会は、年齢によって均一に制限をしたり区別するのではなく、いくつであっても一人ひとりの環境や事情、特性や興味などに応じて、誰もが自分の力を発揮でき、新たな挑戦ができ、互いに支え合える社会へと変革していくことが必要だと思います。

2面

「高齢者って何歳から?」

「高齢者」の定義に明確な基準は設けられていませんが、多くの人は「65歳以上」と思われているかもしれません。実際は様々なシーンによって異なります。

雇用の安定等に関する法律
55歳以上

居住の安定確保に関する法律
60歳以上

医療の確保に関する法律
前期高齢者:65歳以上74歳以下
後期高齢者:75歳以上

年齢ではなく、身体機能上の制限や機能低下している者を「高齢者」としている法律もあります。しかし、感覚的にはどのくらい社会と繋がりを持ち続けているのかによって「高齢者」年齢に大きな幅があるように思われます。
​また、一人暮らしの65歳以上高齢者数が5年前に比べ79万人も増加しています。(2020年国勢調査より)
孤立しがちな一人暮らしの高齢者はフレイルになりやすく、予防策の一つとして「社会から孤立しない、させない仕組み作り」が課題です。

やってみよう!フレイルチェック
★あてはまる項目はいくつありますか?

フレイルとは、健康状態と要介護状態の中間に位置し、身体機能や認知機能の低下がみられる状態のことを指します。
5つの項目の中であてはまる項目が多いほど、フレイルが疑われます。

□半年で体重が2~3kg減った
□疲れやすくなった
□筋力(握力)が低下した
□歩くのが遅くなった
□身体活動量が減った

1~2項目あてはまる人→フレイルの予備軍(プレフレイル)
3項目以上あてはまる人→フレイル

希望の星

81歳でプログラミングを学び始め、世界最高齢プログラマーになられた若宮正子さんなど活躍されている人がおられます。健康で好奇心溢れる毎日を過ごすために、実践されている人の記​事を読んだり、うまく新しいものを取り入れることができればコミュニケーションの場所が増え、活躍の場も広がっていくのではないでしょうか。​

イラスト省略

8050問題

「80代」の親が、ひきこもっている「50代」の子どもの生活を支えている状態のことを8050問題といいます。

平成30年度の調査によると、40歳~64歳の「ひきこもり中高年者」 の数は約 61 万3,000人と言われています。就業経験はあるものの、リストラされたことがきっかけで長期のひきこもり状態になったり、また、妊娠・出産を機にそこからひきこもり状態になる場合もあると言われています。親も今は年金生活で、その年金に頼らざるを得なくなっており、万一親が介護状態になれば生活が成り立たなくなります。このままではやがて「9060問題」に移行する可能性があります。

※4面に相談窓口を記載しています。

イラスト省略

3面

女性と年金問題

男女の違いにより格差が生じるのはなぜでしょう。年金月額の20万円以上の割合をみると男性は23.6%ですが、女性は12.6%と低くなっています。10万円未満の割合をみると、男性は10.5%ですが、女性は48.9%と高くなっています。平均年金月額は男性と比べて女性が6万円も少なくなっています。これは、女性が結婚・出産を機に一旦会社を離職したり、パート勤務になることが多く、男性に比べて生涯賃金が少なくなり、男女間で年金格差が生じてしまうためです。産休・育休制度が普及してきた今でも子育てしながら働き続けるのは、まだまだ様々な壁があるのが現実ではないでしょうか。女性が出産・育児を経ても生涯働き続けられる環境作りが必要です。

グラフは省略

今日から始めるみんなで参画する社会~男女共同参画社会、多様性社会を前に進める方法~ Vol.3

※参画:政策、事業などの計画に加わること

完全なジェンダー平等実現には、300年かかる!?の巻

政治、経済分野でのジェンダーギャップ大

なかなか縮まらないジェンダーギャップ。国連は完全なジェンダー平等実現まで今のペースでは、まだ300年近くかかるという報告書を公表しました。SDGsでは2030年までに平等達成を目標としています。

グラフは省略

※世界経済フォーラム「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書2022」より作成
※参考:「共同参画」2022年8月号(内閣府男女共同参画局)

※ジェンダーギャップ指数:各国における男女格差を数値化したもの
さて、世界経済フォーラムが公表した最新のジェンダーギャップ指数によると、日本は116位(146か国中)。日本のネックは、政治分野:139位(0.061)、経済分野:121位(0.564)です。ちなみに、教育分野では1位(1.000)です。つまり女性も男性も等しく教育を受けているということです。では、なぜ、日本は他国からこんなにも遅れをとっているのでしょうか。

考察
社会構造や制度の問題などが考えられますが、この改善には300年必要なのでしょうか?
皆さんはどのように考えますか。

今すぐチャレンジしてみてはいかがか
社会的な集まりの構成員の男女比を1:1に近づけよう!(最低でも7:3に)

デジコラ
格差・弱者を作らない、
安心・安全・便利にデジタルを
使いこなすデジタルに関するコラム

カタカナ語やアルファベット頭文字語が多用される昨今、中でもよく耳にするカタカナ語

スマートシティ
スマート(smart):賢い、気が利く、おしゃれ
シティ(city):都市、街

「情報通信技術(ICT)等の新しい技術を活用して、便利で快適な持続可能な都市や地域」と定義され、国を挙げて地方公共団体などを支援し、官民連携で進めようとしています。

少子高齢化、人口減少、環境問題、エネルギー問題等の社会課題を解決に導く

スマートシティが実現したらこんな未来が待っている!?

〇交通・モビリティ:自動運転、オンデマンド交通、渋滞緩和
〇エネルギー:需要と供給の最適化、再生可能エネルギーの地産地消等効率化
〇環境:交通、エネルギーの最適化により、環境問題解決にもつながる
〇健康、医療:オンデマンド医療、遠隔診療

その他、住民の価値観やニーズに応じて、最適な都市運営ができるしくみを新しい技術により整備しようとするプロジェクトが各地で立ち上がり、実証実験が始まりつつあります。

出典:スマートシティ官民連携プラットフォームホームページ

イラスト省略

4面

相談窓口

〇亀岡市地域包括支援センター(高齢福祉課生活支援係)
高齢者に関する介護・福祉・保健・医療など、さまざまな相談を受け付けます。お住まいの地域を担当する地域包括支援センターへご相談ください。
詳しくはこちら:https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/25/3273.html

〇「健康相談・もの忘れ相談(電話・窓口)」(健康増進課)
フレイル予防やご自身、ご家族の健康に関する相談
<電話:0771-25-5004>
相談時間:月曜日~金曜日(祝日、振替休日、年末年始除く)
午前8時30分~午後5時15分
※電話・対面・予約不要

〇福祉なんでも相談窓口(地域福祉課地域福祉係)
生活困窮や介護、子育てなど福祉に関する相談
<電話:0771-25-5029>
相談時間:月曜日~金曜日(祝日、振替休日、年末年始、除く)
午前9時~午後5時
※電話・対面・メール
詳しくはこちら:https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/23/3157.html

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令和4年度事業実施報告 ゆう・あいフォーラム2022 11月20日

講演会やパープルリボンメッセージ展、クイズラリーなどを開催し、たくさんの人に来場いただきました。講演会では、LGBTQ+の基礎知識だけではなく、当事者である講師の体験談を聴きながら、「みんなが生きやすい社会」について考えていただきました。

写真は省略

亀岡市には男女共同参画条例があります

性別にとらわれることなく、一人ひとりが尊重され、力を発揮できる社会の実現のため、市と市民、事業者のみなさんが一体となって取り組んでいきましょう!
ぜひ、御一読ください!
URL:https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/10/2107.html

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ゆう・あいネット前号に寄せられた意見・感想

色々なご意見をいただきありがとうございました!
寄せていただいた内容の一部を紹介します!

<ご感想・ご意見>
​・市役所や多数の企業の組織体制が旧態依然であり、若い人の声が反映されていないように思います。特にDXというなら必ず必要だと思います。
・表紙について、マスクができない方もいらっしゃることへの配慮はないのでしょうか。色んな方がご覧になるのに表紙をマスクをした女の子にするのは配慮がないように感じます。

寄せていただいたご意見を参考に紙面作成をしていきます。前号に引き続き、QRコードから、どしどしご意見・ご感想をお聞かせください。頂いたご意見は、紙面上で紹介していきたいと思います。
※ネット接続には利用環境により通信料金が発生します。

アンケートURL:https://logoform.jp/form/JbYC/195022<外部リンク>

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編集後記

〇記事に出てくる若宮さんが「先端技術は私の味方」とおっしゃっていますが、その通りだと思います。高齢になっても安全に楽しく暮らせる仕組みにチャレンジするスマートシティ構想を実践し、それが機能している市町村に住みたいと思います。

〇まだ先と思っていたらすでに自分自身に『始まってます高齢社会』。何から考えたらよいのか、「どこ」に「何」を聞いたらよいのか悩むこと色々です。

〇子どもの頃は「早く大人になりたい」と思い、大人になれば「年は取りたくない」と思ってきたけれど、私もいい歳になり、ようやく年を取るのもそう悪くないと思えるようになってきました。まだまだ知らない境地へと行けそうなので。

ゆう・あいネット編集スタッフ
伊藤恭子
松井由香里
森下明美

画像広告省略

記事に関するお問合せやご意見がありましたら次までお願いします。

〒621-8501 亀岡市生涯学習部人権啓発課男女共同参画推進係
TEL:0771-25-5075  FAX:0771-22-6372
電子メール:[email protected]

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