本文
環境教育
世界に誇れる環境先進都市を目指す亀岡市。教育現場においても、特色あるプログラムがたくさんあります。
亀岡型自然保育
亀岡市では豊かな自然環境や地域資源を生かし、戸外での自然体験活動を積極的に取り入れた「亀岡型自然保育」を市内4園で実施しています。
昆虫や植物などにとっても詳しい「自然体験活動アドバイザー」と一緒に野山を駆け回ったり、田んぼで泥んこ遊びをしたり、小さな生き物を発見したり。
自然の偉大さ、美しさ、不思議さに直接触れる体験は、子どもたちの好奇心や創造力を刺激し、豊かな感性を育てます。そして、自然の中のたくさんの「遊び」を通して、生き抜く上での学びを深めていきます。
(動画引用元)京都移住コンシェルジュ:2022.5.21開催【いなか子育て&教育】vol.1 自然保育編「自然の中で、育てたい 」〜森の自然こども園 東本梅(亀岡市)紹介〜
オーガニック給食
2023年2月、亀岡市は有機農業を推進する「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。
今後は子どもたちの給食に有機農産物を取り入れていきます。
保育園 かめまる有機給食 (自然保育園のみ)
月に1度の有機野菜を取り入れた給食「かめまる有機給食」は子どもたちに大人気!
小学校 有機米の米飯給食
2022年6月には、保津小学校で有機米を使った米飯給食を実施。今後は、地域で取れたオーガニック野菜の給食への導入を拡大していきます。
月・金曜日の週2回実施しています。
企業連携による環境教育
亀岡市は民間企業と連携した次世代への環境教育に力を入れています。
小学校 × ソフトバンク(株)(2019年8月~)
ヒト型ロボットPepper(ペッパー)が、海ごみ・川ごみなどの環境問題やSDGsについて、子どもたちに分かりやすく教えてくれます。
2022年からは、全小学校にPepperを配備し、環境教育の充実に取り組んでいます。
中学校 × (株)ユニクロ亀岡店(2020年3月~)
SDGs「つくる責任 つかう責任」についての講義(2023年1月)
亀岡市と(株)ユニクロ亀岡店が連携して、使い捨てプラごみゼロに向けた取組紹介のほか、着なくなった服を回収して難民の人たちに届ける支援や、ダウンを回収しリサイクルする取組について紹介しました。
高校 × BRITA Japan(株)(2020年6月~)
プラごみゼロをテーマとしたトークセッション(2021年12月)
亀岡市とBRITA Japan(株)が共同開発した環境やSDGsをテーマとした教材を活用し、市内の高校では探究型の環境学習が行われています。また、日頃の学習や研究の成果についての発表会(トークセッション)を実施し、今後のさらなる環境学習の取り組みに繋げていきます。
環境を学んだ高校生の声
SDGs「海の豊かさを守ろう」をテーマとしたトーセッション
亀岡の高校生がパネリストとして登壇されています。
高校生たちは「SDGsは大企業だけが取り組むものではなく、自分事として認識してもらいたい」と、熱く語っていました。