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修学旅行
修学旅行の記録
3年生は、5月18日(木曜日)~20日(土曜日)の3日間、沖縄へ修学旅行に行ってきました。沖縄の歴史・文化を学び、平和について考えを深めること、集団のつながりを深めることを目的に、全員が真剣に学び、全力で楽しみ、ルールを意識して行動できました。
1日目は平和学習を行いました。ひめゆり資料館では、自分たちと変わらない年齢の女学生の壮絶な経験に、衝撃を受けていました。その後、ガマ入壕体験では、戦争当時に多くの人々が身を潜めていた洞窟に入り、真っ暗闇の中で何か月も命の危機にさらされながら過ごしたという事実を、肌で感じることができました。体験できたことを心に留め、想像力を働かせ、平和な世界をつくるために何ができるのだろうかと考えるきっかけとなりました。
2日目はまずマリン体験・文化体験に分かれて、沖縄を満喫しました。シュノーケリングで、どこまでも青く澄んだ、キラキラした海に入り、生き物たちとふれあい、美しい自然に感動しました。こだわり抜いたマリンクラフトの作品作りも楽しみました。文化体験組はサーターアンダギーの秘伝レシピを教わり、それは歓声があがるようなおいしさだったようです。シーサーの色付けには一人一人の個性があふれ、宝物ができました。美ら海水族館でも、沖縄の海の壮大な自然に感嘆し、たくさんのことを学べました。そして、プライベートビーチでは、はじけるような笑顔で、はしゃいでいました。友達と海に少し入ったり、砂場で遊んだり、たくさんおしゃべりしたりしたことは、一生残る大事な思い出になったのではないでしょうか?
3日目は嘉手納基地の見学後、沖縄とお別れの日でした。「帰りたくない!」と別れを惜しむとともに、「本当に楽しかったし、勉強になった!」という言葉もあり、充実した3日間を終えて帰路につきました。
修学旅行に向けて、皆にとって良い旅行にしようと、たくさんの時間を使ってくれた実行委員会の皆さん、思い出を形に残すためのしおりを作ってくれたしおり係、そして、一人一人が係の仕事に責任を持ち、お互いを気遣って過ごせたおかげで、皆の心にステキな思い出が刻まれました。修学旅行での貴重な学びと経験を生かし、今後の進路実現と志の実現に、全員で全力で取り組んでいきましょう。それができる皆さんです。最後になりましたが、ご家庭でも事前準備からあたたかいお迎えまで、多大なご協力をいただきありがとうございました。