第42回亀岡市都市計画審議会開催結果の概要

ページID：0003770 2019年10月18日更新印刷ページ表示

1.日時

令和元年10月8日(火曜日)

午前9時から11時35分まで

2.場所

市役所2階202・203会議室

3.出席者

出席委員：18人(五十音順)

赤坂委員、大石委員、小川委員、川勝委員、上林委員、木村委員

北山委員、木藤委員、小林委員、酒井委員、櫻井委員、塩見委員

田中(英)委員、豊福委員、中村委員、菱田委員、廣瀬委員、藤本委員

欠席委員：2人

傍聴者：1人(公開)

4.審議

(1)結果

次の議案について、原案のとおり承認されました。

議第91号：南丹都市計画用途地域の変更について

議第92号：南丹都市計画地区計画の決定について(篠町篠牙ケ尾地区地区計画)

議第93号：南丹都市計画地区計画の変更について(亀岡駅北地区地区計画)

(2)概要

**議第91号：南丹都市計画用途地域の変更について**
質疑・討議概要	回答概要
篠町篠企業団地土地区画整理事業については、地元住民などへの説明はされているのか。	篠町自治会をはじめ、下流域の馬堀区、柏原区、第2紫明区、川西区、篠町土地改良区などと協議を行い、ご理解をいただいています。
今回、第一種低層住居専用地域から工業地域への用途変更に際し、隣接して第二種住居地域を設定することは、妥当な用途地域の設定である。また、良好な環境を守るため、地区計画の決定を合わせて行うことは、整合性のとれた対応である。	（意見のみ）

**議第92号：南丹都市計画地区計画の決定について**
質疑・討議概要	回答概要
図面のとおり、事業地内の道路形状および区画割が整備されていくのか。	図面に記載されている道路形状などは土地区画整理事業の認可にあたって添付された図面のとおりであるため、このとおり造成されていく予定です。
第二種住居地域の地区へ進出する企業・業種などについて分かっているのか。市道中矢田篠線を挟んで向かい側が第一種低層住居専用地域なので、第二種住居地域の部分が、工業地域の緩衝地帯としての機能を十分果たすよう注視していただきたい。	第二種住居地域の部分については、工業地域に立地する企業に関連する事務所、オフィスなどの関連施設の誘致が検討されています。第二種住居地域の指定はそのような機能を持たせています。
工業地域内の道路については、亀岡市が負担して整備する部分はないのか。また、事業地内の道路については、一定の基準に則って整備されるのか。	事業地内には、都市計画道路はありませんので、亀岡市が負担して整備する道路はありません。また、道路整備については、道路法や道路構造令などに則って整備されます。
事業地内の区画の割り方を見ていると、おそらく買い手がついているのではないかと思うが。進出企業が決まれば、新たに考えなければならないことも出てくるかもしれないので、積極的に情報取集をしていただきたい。	特に工業地域の部分については、引き合いがかなりあると事業者から聞いています。進出企業については、市の産業部局と連携を図っています。
市道中矢田篠線について、工場の立地などによって車両の出入りも増えるだろうが、道路の幅員や安全面で心配している。	道路幅員については、公安協議なども行っており、特に問題ないと回答を得ています。また、第二種住居地域の中矢田篠線部分については、地区計画によって道路から3メートルの後退を定めており、歩行空間など、安全面に配慮しています。

**議第93号：南丹都市計画地区計画の変更について**
質疑・討議概要	回答概要
田園住居地域とは、どのような用途地域なのか。	田園住居地域とは、「農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するために定める地域」とされており、亀岡市において田園住居地域に指定している区域はありません。今回、田園住居地域の創設に伴う法改正による条項ずれを修正するものです。
線引きによって、市街化調整区域から市街化区域へ編入する場合には、編入して田園住居地域に編入されることが出てくるかもしれない。早急に何かをすべきというわけではないが、皆さんの目で見ていく中で、田園住居地域を検討していく地区があってもよいのではないかと思っている。	線引きによる市街化区域の拡大については、基本的に都市的土地利用を目的としたものが多いため、田園住居地域への指定を目的に線引きを拡大することは考えにくいと思うが、今後、京都府において定期線引き見直しが実施されるので、その動向に注視しながら考えていく必要があると考えています。