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災害に備えるために必要なこと

13 気候変動に具体的な対策を8 働きがいも経済成長も
ページID:0002490 2021年7月12日更新 印刷ページ表示

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災害に強い、防災のまち、亀岡を目指して

❝あなたが防災の主役です。❞

自然環境にやさしい災害に強いまちづくりを推進しています。

しかしながら、安全で災害に強いまちづくりは、行政の取り組みだけでできるものではなく、良好な地域コミュニティーと市民の皆さんとが連携し、それぞれに役割分担をしながら推進していくことが必要です。

このたび、災害時の安全対策と防災マップが一体となった防災ガイドブックを作成しました。

「災害は、忘れたころにやってくる」とよくいわれますが、被害を最小限に抑えるためにも、災害危険箇所、避難場所などを再確認いただき、日ごろから災害への備えに努めていただくとともに、地域のコミュニティーを深めていただきますようお願いします。

平成15年3月

図1:亀岡市の活断層
図2:亀岡市の活断層
図3:亀岡市の活断層
図4:亀岡市の活断層
図5:亀岡市の活断層
図6:亀岡市の活断層
図7:亀岡市の活断層
図8:亀岡市の活断層

写真1:防災訓練
京都府総合防災訓練(保津町)より

どうする地震

地震から身を守る最大のポイントは、日ごろの備えと冷静な判断力です。
けがや火災などの2次災害を引き起こさないためにも、いざというときの行動を日ごろから確認しておきましょう。

安全対策10か条 1.まずは身の安全を!けがをしたら火の始末や避難がおくれてしまいます。家具の転倒や落下物には十分な対策を2.す

豆知識 室内落下物の防止 テレビは高いところに置かない。棚やタンスの上に重いもの、角のとがったものを置かない。本棚やロッカーなど

どうする台風

台風や豪雨などによる風水害は、対策いかんで最小限に止めることができるもの。
気象情報には十分注意して、早めの備えを心掛けましょう。

風水害安全対策4か条 1.ラジオ、電池の備えを!停電でテレビやラジオから情報が得られなくなるということがないように、トランジスタ

豆知識 台風や集中豪雨のとき、最も頼りになるのは気象情報。河川の氾濫やがけ崩れなどは一気に押しよせてきます。聞きもらしのないよう

日ごろの備え

非常持ち出し品 貴重品:現金、通帳、印鑑、保険証、免許証など。携帯ラジオ:FM付がよい、予備電池など。照明器具:懐中電灯、予備電

備蓄品 燃料:卓上コンロ、スペアガス、固形燃料など。洗面具:歯ブラシやタオル。食料品:賞味期限の長いものをストックしておく。水:

自主防災で地域を守る

現代人の生活は、隣近所との関係が希薄であるといわれています。
災害が発生したとき、それを防いだり被害を最小限に食い止めるためには、自分の家だけ無事でも仕方がありません。
住んでいる地域全体が守られて、はじめて自分や家族が安全になれるのです。
安心できるまちをつくるために、日ごろからコミュニティーを大切にし、連帯感を深めていく努力が必要です。

自主防災で地域を守るの画像1

大きな災害が発生したとき、地域は次のような状況に見舞われることがあります。

道路が不通になり、防災機関の活動が困難になります。

自主防災で地域を守るの画像2

電話・水道・電気が止まり、防災機関への通報や消火活動に支障をきたします。

自主防災で地域を守るの画像3

同時に多数の場所で被害が出て、防災機関の活動が分散します。

自主防災で地域を守るの画像4

コミュニティーに参加しよう

自分の住む地域のコミュニティーに積極的に参加し、相互に協力できるコミュニティーをつくることが災害時の被害の軽減につながります。
阪神・淡路大震災においても、コミュニティーが被災者の救出や長引く避難生活に役立ちました。
また、自主防災組織は、地域にいるときのみ機能するものではなく、その活動を通して一人ひとりに防災意識を植え付けることで、いついかなる地震にも臨機応変に対応できる人材を育てることに本来の目的があるといえます。

コミュニティーに参加しようの画像

町の防災計画をつくろう

効率よく防災活動を行って、自分の家族や近所の人たちの生命や財産を守れるように、あらかじめ防災計画をつくっておきましょう。作成に当たっては、自主防災組織の平常時と災害時の活動なども盛り込みます。内容は市の地域防災計画と密接な関係がありますので防災関係機関と連携して決めることが大切です。
また、一人暮らしのお年寄りや体の不自由な方をいざというときどのようにして守るか、家庭で用意できない比較的大きな防災資機材のうち何をそろえどこへ格納するかなど、より具体的な事柄も検討しておくことが望まれます。

写真2:防災訓練
亀岡市総合防災訓練より

平常時と災害時の活動

地域全体を守るため、住民一人ひとりが役割を分担し、平常時と災害時の活動内容を把握し協力しましょう。

情報班

情報を住民に伝える訓練を実施し回覧やチラシなどで防災の啓発活動を行います。

情報班の画像1

市や消防機関からの情報を伝え、地域の災害状況や避難状況を市へ報告します。

情報班の画像2

消火班

消火器具の点検や効果的な消火技術の習熟を行い、住民へ取扱方法を指導します。

消火班の画像1

周辺住民の協力を求めて初期消火を行い、火災の拡大を防ぎます。

消火班の画像2

救出救護班

物資の備蓄・管理を行うとともにマキ炊飯、ろ水器を使った飲料水をつくる訓練などを行います。

救出救護班の画像1

資機材を用いて救出作業を行うとともに、負傷者の応急手当てをし、医療施設や救護所に搬送します。

救出救護班の画像2

避難誘導班

複数の避難経路・避難場所を把握しておき、誘導訓練を行います。地域内の危険箇所を把握しておくことも必要です。

避難誘導班の画像1

組織として安全な行動がとれるよう、避難場所まで住民を誘導します。

避難誘導班の画像2

給食給水班

物資の備蓄・管理を行うとともにマキ炊飯、ろ水器を使った飲料水をつくる訓練などを行います。

給食給水班の画像1

炊き出し、飲料水を確保するほか食料品や救援物資の受け入れ、配給を行います。

給食給水班の画像2

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