本文
人権啓発だより「きずな」第60号
人権啓発だより「きずな」第60号(令和2年11月2日発行)
PDF版1面(ヒューマンフェスタ2020、ゆう・あいフォーラム2020同時開催)
PDF版1面(ヒューマンフェスタ2020、ゆう・あいフォーラム2020同時開催)[PDFファイル/4.0MB]
PDF版2面(新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!)
PDF版2面(新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!)[PDFファイル/579KB]
PDF版3面(シトラスリボンで広げよう~思いやりの輪~)
PDF版3面(シトラスリボンで広げよう~思いやりの輪~)[PDFファイル/690KB]
PDF版4面(まなびのページ ネットの時代におけるデマやフェイクニュースなどの不確かな情報)
PDF版4面(まなびのページ ネットの時代におけるデマやフェイクニュースなどの不確かな情報)[PDFファイル/625KB]
1面
令和2年(2020年)11月2日発行きずな第60号(1)
市制65周年 生涯学習人権啓発事業/亀岡市男女共同参画推進事業
ヒューマンフェスタ2020inかめおか 〜いのち輝く 共生社会をめざして〜
ゆう・あいフォーラム2020 (同時開催)
入場無料
とき 11月17日(火曜日)〜23日(月曜日・祝日)
(ガレリアかめおか開館時間 午前9時〜午後10時)
ところ ガレリアかめおか 1階ロビーギャラリー
当たり前と思っていた「ふだんの暮らし」を揺さぶっている新型コロナウイルス感染症。
猛威をふるうウイルスと一緒に、根拠のないうわさ話や、インターネット上での誹謗中傷もひろまっています。誰もが安心 して住み続けることのできる共生社会をめざして、相手を認め、思いやる心の大切さについて、あらためて考えてみませんか。
今年は、人権や男女共同参画に関する企画展示を行います。1週間展示していますので、ぜひゆっくりとご覧ください。
人権クイズラリーに挑戦!
11月22日(日曜日)
午前10時〜午後3時
ガレリアかめおかにて
展示を見て、人権クイズに答えてね。
全問正解でキャンバスエコバッグプレゼント!!
(※数に限りがあります)
ハート風船が貰えるよ!
(22日のみ)
コロナ差別ってどうして生まれるの?
スマホも使い方を間違うと…
パートナーシップ宣誓制度って?
- 「STOP!コロナ差別」コーナー
- 人権啓発作品優秀作品展示
- 人権啓発パネル展示
- 人権絵本展示
- 京都府立丹波支援学校作品展
- パープルリボンメッセージ展
- LGBTQ展
- ジェンダーかるた展 ほか
ご来場の際にはマスクの着用をお願いします。また、発熱などの風邪の症状がみられる人はご来場をお控えください。
主催:【ヒューマンフェスタ】亀岡市・亀岡市人権啓発推進協議会・園部人権啓発活動地域ネットワーク協議会
【ゆう・あいフォーラム】亀岡市・ゆう・あいフォーラム2020企画運営委員会
問い合わせ先:亀岡市人権啓発課 Tel 25-5018/Fax 22-6372
2面
令和2年(2020年)11月2日発行きずな第60号(2)
〜恐れるべきは人ではなく、ウイルスです〜 新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!
3つの“感染症”はどうつながっているの?
負のスパイラルで“感染症”が拡がる
第1の“感染症”「病気」
↓ 1.未知なウイルスでわからないことが多いため不安が生まれる
第2の“感染症”「不安」
↓ 2.人間の生き延びようとする本能によりウイルス感染にかかわる人を遠ざける
第3の“感染症”「差別」
↓ 3.差別を受けるのが怖くて熱や咳があっても受診をためらい、結果として病気の拡散を招く
第1の“感染症”「病気」
これらの“感染症”をふせぐために、わたしたちはどのような工夫ができるでしょうか?
「病気」をふせぐ
手洗い・咳エチケット
「不安」をふせぐ
不安をあおる情報を制限し、距離を置く
立ち止まって深呼吸今の状況を整理してみる
「差別」をふせぐ
「うわさ話」や「不確かな情報」をひろめない
いろいろな立場で、この事態に対応しているすべての人をねぎらう
差別的な言動に同調しない
このウイルスとのたたかいは、長期戦になるかもしれません。
それぞれの立場でできることを行い、負のスパイラルを断ち切りましょう!
出典:「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」
日本赤十字社新型コロナウイルス感染症対策本部 発行
「©公益財団法人人権教育啓発推進センター」
各界の著名人のメッセージが多く掲載されています。
3面
令和2年(2020年)11月2日発行きずな第60号(3)
シトラスリボンで広げよう 〜思いやりの輪〜
シトラスリボン
愛媛の柑橘をイメージしたシトラスカラーのリボンは「地域」「家庭」「職場や学校」3つの場所を輪で結ぶデザインです。
シトラスリボンプロジェクト
新型コロナウイルス感染者や、医療従事者への差別をなくそうと、愛媛県から始まったこのプロジェクトは、京都・亀岡でも賛同者を得てさまざまな活動をされています。活動の情報は随時SNSで発信されています。
シトラスリボンプロジェクト 公式ホームページ
シトラスリボン from 京都 Facebook
上記サイトやYouTubeなどでリボンの結び方が紹介されています。
本運動に賛同いただける人は、ぜひリボンを作って、思いやりの輪を広げていきましょう。
〜「ただいま」「おかえり」って言いあえるまち亀岡に〜
残念ながら亀岡市内でも、新型コロナウイルス感染症への陽性が確認された人、濃厚接触者、医療従事者やその家族などへの根拠のない「うわさ話」や「心ない言動」などが見られます。
今や、どこにいても何をしていても、いつだってだれだって、感染のリスクがゼロではありません。
次は「あなた」または「あなたの大切な人」が感染してしまうかもしれません。「もし自分が感染してしまったら?」と自分のこととして考えてみましょう。
いかなる場合であっても、不当な差別・偏見などがあってはいけません。また、根拠のない情報やうわさに流されたり、自分から拡散しないようにしてください。
亀岡市では、新型コロナウイルスに感染しても、誰もが地域に帰ってきて笑顔で住み続けられるまちを目指し、シトラスリボンプロジェクトに参加しています。
もし、自分や周りの人が差別やいじめにあった場合は、人権相談窓口にご相談ください。
特設人権相談(亀岡市役所)
毎月第2・第4月曜日(祝休日の場合は翌日)/午後1時30分〜4時30分(Tel.25-5018)
その他、京都地方法務局園部支局でも人権相談を常設しています。
月曜日〜金曜日(祝休日は除く)/午前8時30分〜午後5時15分
南丹市園部町小山東町平成台一号17(Tel0771-62-0208)
4面
(4)令和2年(2020年)11月2日発行きずな第60号(4)
まなびのページ ちょっと考えてみませんか シリーズ No.23
〜ネットの時代におけるデマやフェイクニュースなどの不確かな情報〜
その情報、ホント?ウソ?
どのようなメディアでも間違った情報が流布されることはあり得ます。
特にSNSの場合、誰もが容易に情報発信できることから、正しくない情報もたくさんあります。中には騒ぎを起こすことが目的で発信されたデマの場合もあります。
SNSでは知らず知らずのうちに・・・
私たちには、自分が信じたいものを信じる、大勢の人が選ぶものを選ぶ、という特徴があります。
また、SNSや検索エンジンでは、以下のような2つの現象が起きがちで、情報が偏る可能性もあります。
- 自分と似た考えの人ばかりが集まるようになってしまった。
- 自分の好み以外の情報が自動的にはじかれるようになってしまった。
目にした情報をうのみにせず、正確性が判断できない場合には、安易に情報を投稿・拡散しないことが大切です。
デマやフェイクニュースにだまされないように、普段から多様な情報に接するようにしましょう。
再投稿・拡散する前に気をつけよう!
他の情報と比べてみる
ネット検索し、複数の情報を読み比べましょう。本や新聞など、ネット以外でも調べてみましょう。
情報の発信元を確かめる
発信元が明らかでも、信頼できる人、信頼できるWebサイトなのか確認しましょう。
その情報はいつ頃書かれたものか確かめる
古い情報だった場合、現在とは状況が異なるかもしれないので、注意しましょう。
1次情報を確かめる
その情報が引用や伝聞の場合、オリジナルの情報源を確かめてみましょう。
参考:総務省 インターネットトラブル事例集(2020年版)より
電話番号の開示請求が可能に!!
5月に女子プロレスラーがSNSでの誹謗中傷に悩まされ亡くなったこともきっかけに、法律や制度の改正に向けた動きが加速しています。
総務省は8月31日、インターネット上の誹謗中傷に関し、SNS運営企業に投稿者の電話番号を開示請求できる省令改正を行いました。SNSは氏名や住所を登録していないケースが多く、被害者は、電話番号をもとに、弁護士を通じて携帯電話会社に損害賠償訴訟に必要な投稿者の氏名と住所の照会が可能となります。
SNSなどへの何気ない書き込みが相手を傷つけ、取り返しのつかない事態を引き起こしかねません。投稿の前に一歩立ち止まって考え、思いやりと配慮をもってインターネットを利用しましょう。
インターネット相談窓口
- 違法・有害情報相談センター(総務省支援事業)<外部リンク>
- 誹謗中傷ホットライン (一社)セーファーインターネット協会<外部リンク>