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DV(ドメスティック・バイオレンス)について

5 ジェンダー平等を実現しよう16 平和と公正をすべての人に
ページID:0002097 2023年4月1日更新 印刷ページ表示

パートナーが怖くておびえることはありませんか?

「家庭内の問題だから」「自分にも悪いところがあるから」と思っていませんか?

暴力はふるう側の問題です。誰もが安全に暮らす権利があります。

悩んだときは、がまんしないで早めに相談を!!

亀岡市女性の相談室 0771-25-7171(月曜日~金曜日(祝日、年末年始除く)午前10時~午後4時電話・面談相談)

秘密は守ります。(匿名で相談できます。相談は無料です。)お気軽にお電話ください。

※ご利用には通話料がかかります。

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは?

夫婦や恋人など婚姻の有無を問わず親密なパートナー間の身体的、心理的暴力のことです。DVは、被害者の身体だけでなく精神面においても重大な危害を加える犯罪であり、人権侵害です。加害者はいろいろな暴力により自己決定権をはく奪し、「力を持って相手を支配」しているのです。また、そのような状況を子どもに見せることは「児童虐待」にあたります。

DVの種類

身体的暴力

なぐる、ける、首をしめる、突き飛ばす、髪をひっぱる、物を投げつけるなど。

精神的暴力

暴言(「だれのおかげで生活できるんだ」、「役立たず」などと言う)、どなる、何を言っても無視する、人前で恥をかかせる、何時間も説教をする、なぐるそぶりや物を投げつけるふりをして脅かすなど。

経済的暴力

生活費を渡さない、使い道を細かくチェックする、外で働くことを禁止する、借金をさせるなど経済力を奪う。

社会的暴力

友人や親族など交友関係を制限する、交友関係やメールの内容などを監視する、外出を禁止するなど社会的に隔離する。

性的暴力

意思に反した性的行為を強要する、暴力的な性行為をする、避妊に協力しない、中絶を強要するなど

子どもを巻き込んだ暴力

子どもに暴力を見せる、子どもを取り上げる、子どもにパートナーを非難・中傷することを言わせる、「子どもに危害を加える」と言って脅すなど。

その他 被害者が行くところへ現れる、携帯電話のGPS機能を使って付け回す(ストーカー行為)、1日に何度も電話をかけて行動を監視するなどさまざまです。

暴力が起こる背景

男女の社会的地位や経済力の格差、性別による固定的な役割分担意識(「女性は男性に従うものだ」といった社会的・文化的に決められた男女に関する固定観念)、女性の人権に関する軽視(女性を対などなパートナーとみなさない)など、男女の力の差を背景に男性が女性に暴力をふるい、コントロールする行動と考えられます。

暴力のサイクル

DVは感情の高ぶりによる一時的なものではありません。暴力にはサイクルがあり、繰り返しながらエスカレートしていきます。また、サイクルが短くなるにつれ、暴力は激しくなる傾向があります。

暴力の流れ

なぜ被害者は逃げることができないのか

長期にわたる暴力(精神的暴力を含む)で無気力な状態に置かれた被害者は「我慢も限界」と感じていても、「自分で物事を決定する」という考え方ができず、行動に移せないことが多くあります。

恐怖感 逃げ出したら殺されるかもしれないと家を出る決心がつかない。
無力感 自分は逃げることができない、助けてくれる人は誰もいないといった無気力状態に陥る。
被害者であるという認識が持てない 自分が悪いと思い込む、加害者から「お前が悪い」と責められ、自分が悪いことが当たり前と思いこむ。
子どもの問題 子どもの安全、就学の問題など気がかりで踏み切れない。
経済的理由 パートナーの収入がなければ生活が困難、逃げるだけのお金がない、今後の生活が不安。
複雑な心理(相手に対する愛情)

「暴力を振るうのは私を愛しているから」「いつか変わってくれるのではないか」と相手が加害者であると認識できない。

失うもの(その他の理由)

仕事を辞めなくてはならない。これまで築いた地域社会での人間関係など失うものが多く、踏み切れない。

もし、あなたがDVに気付いたら

もし、あなた自身が被害にあっていたら

あなたは悪くありません。「自分が悪いから」と思い込み、自分を責めないでください。暴力をふるう人が悪いのです。一人で悩まず、友人や家族などまわりの信頼できる人に相談しましょう。

亀岡市女性の相談室(電話0771-25-7171)でも相談できます。 (詳しくは下記をご覧ください。)

友人や知り合いなどDVの被害者から相談を受けたら...

  • 親身になって相談を聞きましょう。(傾聴)
  • 「あなたのせいじゃない」「あなたは悪くない」「話してくれてありがとう」と伝えましょう。
  • 二次加害の防止に努めましょう。「子どもがかわいそうだから、辛抱しなさい。」、「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」、「あなたも悪いんじゃない?」など被害者を責める言葉はやめましょう。(被害者が二次加害を恐れて二度と相談しないことがあります。)
  • 相談機関と連携しましょう。DVは、一人でもしくは自分たちで解決するのが難しい問題です。一人で悩まないで適切に相談窓口につなぎましょう。相談は下記へ

相談窓口

あなたの秘密は守ります。(匿名で相談できます。相談は無料です。)

※ご利用には通話料がかかります。

亀岡市女性の相談室

電話0771-25-7171 電話・面談相談 月曜日~金曜日午前10時から午後4時(年末年始、祝日除く)

京都府亀岡警察署

電話0771-24-0110
緊急 110

24時間対応、緊急時は110番へ通報してください。

京都府家庭支援総合センター

DV相談専用電話
075-531-9910

毎日午前9時から午後8時
DV相談ナビ ♯8008 発信地などの情報から最寄りの相談機関の窓口に電話が自動転送されます。

女性の人権ホットライン<外部リンク>

電話0570-070-810 月曜日~金曜日午前8時30分から午後5時15分(祝日除く)

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