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株式会社もり
株式会社もり
創業以来、京都・亀岡の自家農園で土から丹念に育てた野菜を中心に、手間暇かけた素材のみを使用。代々受け継がれた手法で、素材の持ち味を引き出しながら、上品な味わいの“京漬物”へと高めて参りました。機能性表示食品・かるしお認定商品やおりーぶ等の新商品の開発も積極的に行っております。
関連するゴール
ゴール達成に向けた取り組み
1.貧困をなくそう
○京都こども宅食
京都こども宅食プロジェクトは支援が必要な家庭に対し、食品を届けるときに、困りに「気づき」、行政や地域で取り組まれている様々な支援(子ども食堂,学習支援等)に「つなぐ」取組の実現を目指す政令市初のプロジェクトです。
「もり」では寄付等の形で参加させていただき「子どもの貧困」をなくすお手伝いをさせていただいております。
2.飢餓をゼロに
○食品残さの有効利用
「もり」では消費期限が過ぎた食品廃棄物を焼却するのではなく、肥料や飼料にリサイクルしております。食品を破棄するのではなく、再生して有効利用する取り組みを行っております。
○動物園への端材提供
京都府漬物共同組合を通じて、漬物を作る際に出る野菜の端材を京都市動物園に提供させていただいております。
3.すべての人に健康と福祉を/9.産業と技術革新の基盤を作ろう
○発酵食品
「もり」では日本が誇る漬物文化を後世に伝えたいという思いから、ぬか漬の発酵に関する研究を進めております。
○かるしお
漬物の塩分が体に悪い影響をもたらすと言われておりますが、塩分も体には必要です。 また、漬物の塩分量を削減する事により、野菜の持つ旨みであったり、歯ごたえ、発酵過程での問題が生じてくるのです。 そのような困難を乗り越え、「減塩」と「美味しさ」を両立させた、漬物業界では初となる国立循環器病センターの「かるしお」認定の漬物を開発しました。
○GABA
「もり」では独自にぬか漬に関する研究を進め、ぬか漬が持つ力を科学的に検証しました。
結果、ぬか漬にはGABA(ギャバ)という成分が多く含まれていることを確認しました。GABAは、血圧低下やストレス緩和の効果があるとされるアミノ酸の一種です。 「もり」のぬか漬には、そのGABAが、10gあたり20mg含まれていることが判明。 ひと切れ食べれば、1日の推奨摂取量の半分以上が摂れることとなります。 「もり」のぬか漬作りでは、特別なことは何もしていません。 ただ実直に伝統的な製法を守り、良い素材を丁寧に発酵させるのみ。 しかし現代の科学によって、その漬け方が今の時代の人々にとっても栄養価の高いものを生み出すことがわかりました。 きちんと漬ければ良いものができる。そのことが科学的にも証明されたのです。 古来から続くものには、根拠ある人間の知恵が込められています。 これからもその知恵を受け継いで、今、そして未来のお客様に喜んでいただけるような漬物を作っていきたいと考えています。
○障がい者施設との取り組み
京都市内にある就労継続支援B型事業所「五力工房(ごりきこうぼう)」と提携し、障がい当事者の方々の「施設外就労」の場のひとつとして、「もり」では亀岡にある自社農場での野菜の収穫などのお仕事をお願いしております。 土に触れることの楽しさや、農業の知識もお伝えしながら、皆さん伸びのびと作業されています。 こつこつと手入れした農園で、すくすくと育ち、収穫された野菜たちが、みなさまの食卓を彩ります。
4.質の高い教育をみんなに
○ぬか漬づくり教室
日本の食文化を支える、京つけものの魅力をさらに多くの方に知っていただくために、本社三条店では「漬物教室」を開催しています。 京つけものの基本知識や家庭でできるぬか漬造りのイロハを、つけものを知り尽くした職人がきめ細かにレクチャー。 身近な野菜をさらに美味しくするぬか漬けの魅力について学べる教室を開催しています。
○生き方探究・チャレンジ体験 推進事業
「もり」は、「生き方探究・チャレンジ体験」推進事業に参加しています。この事業は、京都市が生徒の社会的・職業的自立を支援するためのキャリア教育の一環です。生徒たちは、勤労体験や職場体験を通じて「生きる力」を身につけ、社会の一員としての自己の在り方を考える機会を得ています。弊社も、生徒たちの受け入れを通じて、地域社会への貢献を果たしています。
7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
○太陽光発電
再生可能エネルギーを有効活用するために、本社三条店の屋上と亀岡工場に、太陽光発電パネルを設置。発電した電気は、本社・亀岡工場の一部で使用しております。
○節電
各店舗に電力の使用状況を「見える化」するモニターを設置しております。見えない電気を可視化して、省エネ活動の計画・実行・評価・改善を行っております。
○設備の省エネ化(ボイラー)
弊社の2工場において、従来のボイラーから、高効率ボイラーに転換をし、二酸化炭素削減に取り組んでおります。 一般社団法人京都知恵産業創造の森を通じて京都府と連携し、京-VER創出事業計画を立て、2工場併せて年間約 5tの二酸化炭素削減を目指します。
8.働きがいも経済成長も
○社員教育
新入社員から管理者まで、役職別教育を実施しています。社員の知識・技能向上、自己啓発を積極的に推進しています。
11.住み続けられるまちづくりを
○清掃活動の実施
地域貢献の一環として、定期的に地域の清掃を実施しております。地域社会の一員として、清掃活動に取り組んでまいります。
○京都市認定(京都市街路樹)
「世界で最も美しい都市・京都」の実現を目指し、街路樹がすこやかに生育するよう、街路樹とその周辺部の美化や緑化に取り組んでいます。
○京都子育て応援パスポート事業
きょうと子育て応援パスポート事業は、子育て家庭を社会全体で応援するため、企業・店舗等、京都府、市町村が協働して取り組んでいます。 子育て家庭にパスポートを発行し、協賛店舗が様々なサービスを提供することを通して、子育てを応援する取組です。「もり」も協賛店舗として参加しております。
○優待会
もりでは年2回のお客様優待会イベントを実施しております。近年では子ども達にも楽しんでもらいたいという想いから ふわふわハウス、綿菓子、クイズなどを提供しており、優待会を通じて地域活性化に貢献する事を目指しております。
12.つくる責任、つかう責任/13.気候変動に具体的な対策を
○バイオマスレジ袋
店舗で使用しているレジ袋はCO2削減・環境保全のため、植物由来を原料としたバイオマスプラスチック配合のレジ袋を使用しております。
○FSC(森林資源使用)
近年、世界の森林面積は減少しており、この現状を踏まえ、森林減少を抑制するために生まれたのが、FSC認証制度です。 「もり」ではFSC認証を受けた製品を積極的に取り入れております。
○フードロス防止
フードロス防止の取り組みの一つとして、お漬物を最後まで無駄にしないレシピ動画を随時公開しております。
○バイオ生ゴミ処理機の導入
もりで導入しておりますバイオ生ゴミ処理機は、わずかな電力と微生物の力で、生ゴミを分解水に変えて、下水道に排出できます。 生ゴミを「運ばず・燃やさず・その場で処理」することで、運搬時や焼却時に排出されるCO2削減にも大きく貢献します。
15.陸の豊かさも守ろう
○自社農場の実施
「 美味しい野菜からしか、美味しいつけものは作れない 」
そんな想いは、半世紀以上の『もり』の京つけものの歴史、野菜作りの歴史でもあります。
よい野菜による、よい京つけものを、皆様のもとへ。
そんな願いを胸に、京都・亀岡の自社農場で、失敗と成功を重ねながら野菜を育ててまいりました。その取り組みは、青味大根や山科なすなど絶滅が危惧されていた京野菜の復興へとつながり、今では「もり」を代表する京つけものへと発展しています。
「もり」の歴史が詰まった畑の土は、私たちの宝であり、これからも未来へと続くよう大切に守り続けます。
○自社農園での芋ほり体験
亀岡自社農園で芋ほり体験を通じ、子どもたちが自然や食べ物に興味をもち、SDGsの「陸の豊かさも守ろう」の大切さを感じる機会となっていければと考えております。
リンク
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https://kyoto-mori.co.jp/sdgs<外部リンク>