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株式会社七十二候
株式会社七十二候
京都市河原町御池「Question 」内に2022年3月に設立し、京都産柚子原料を使用した食品開発をしています。
主に亀岡産実生柚子や、京都産柚子の未利用部分を主原料にした商品を設計しています。
関連するゴール
ゴール達成に向けた取り組み
約10年ほど箕面産の「実生ゆず(みしょうゆず)」を使った商品開発・販売に携わってきました。
実生ゆずは、10年以上もの長い歳月をかけて育てる希少な柚子で、普通のゆずよりもはるかに多くの栄養素を含んでいます。
日本最古の柚子農園は京都府水尾に存在し、山続きの亀岡でも栽培され京都の食文化に大きく携わる原料として平安時代より親しまれてきました。
しかし、高品質である反面、その希少性ゆえに認知が難しく、 昨今の農家高齢化による収穫の人手不足など、一次産業としての持続可能性の課題を強く感じてきました。
2021年、亀岡の地に40年ほど前まで存在していた「ゆず守」(柚子の時期になると家々を訪ね収穫を回ってくれた若い集団)を復活させるためのプロジェクトを京都先端科学大学にて京都大学名誉教授である北島宣教授と共にたちあげ、大学の学生数名を有償ボランティアで募り、1300年の歴史ある與能神社の柚子収穫を行い、「実生ゆず守プロジェクト」名づけて活動を始めました。
ゆずの皮や果汁は香りが高く様々なものに利用されていますが、一方搾汁後の残渣の問題も生まれています。
現状では残渣として捨てられる種やワタの成分も体に良い為、実生ゆずを丸ごと酵素分解しピューレにした「実生ゆずホールペースト」原料をつくり
更に京都蒸溜所「季の美」製品の蒸溜で使用残渣柚子を特殊な技術でワタをピューレ化し、亀岡産実生ゆずホールペーストを合わせて「京柚シラップ」 [PDFファイル/474KB]が誕生させる事ができました。
リンク
ホームページは以下のURLより確認できます。
https://kyoyuzu24.com<外部リンク>