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Circular Kameoka Labでは毎月8がつく日に実施する「めぐるひろばプロジェクト」の一つとして毎月18日にグリーンラーニングプログラムを開催しています。
今回のテーマは「服」。
仕分け・反毛・縫製など服が再び生まれ変わる工程を体験しながら学べるプログラムを全3回で実施し、最終的には、参加者みんなで新しい”服”をつくり上げることを目指します。
第1回目の今回は服の仕分け体験を開催。参加者はリサイクル業者の視点で、回収してきた服の仕分け体験に挑戦しました。
人にとって身近な「服」、「服」の資源化が進まない大きな理由として、プラスチック素材など他の廃棄物と比較しても異素材(綿、麻、絹、カシミヤ、ウール、牛革・・・)が多数混在することに起因します。リサイクル率が向上しない現状について学ぶとともに、国内で広がるリユース市場(汚れが無く、ブランド品が好まれる)における課題だけでなく、海外に出荷されるリユース市場に関する課題について学びました。
そこからみんなで一緒に実際に服の仕分け作業に取りかかりました。
回収してきた服を「国内リユース」「海外リユース」「ウエス」「反毛」に仕分けを実施します。
参加者は服を注意深く観察され、タグに書かれた素材成分や、ブランドを確認されながら仕分けにチャレンジ。
仕分けした服でもよく見ると穴が開いていたり、汚れていたりと高いリユースのハードルに関心されながら作業に取り組んでおられました
そこから実際に服をリサイクルするため、金属など別素材の裁断作業も実施。ウエスづくりにもチャレンジしました。
参加者は「身近な服を通じて資源を大切にすることを学んだ」とお話しされていました。
当日の日中には高校生向けのプログラムとして、希望された高校生を対象として同内容のプログラムを実施。高校生の生徒たちも、常日頃より手に取る身近な「服」について普段と違う視点から考える機会とされていました。
第2回目の次回は服をわた状に戻す「反毛」体験を実施します。ぜひご参加ください。
7月18日(金曜日)
※時間帯は未定のため、追って情報公開させていただきます。
Circular Kameoka Lab(サーキュラーかめおかラボ)
亀岡市保津町下中島59-1
亀岡市、株式会社ごみの学校