令和元年度キャリア教育

「志」プロに学ぶ　キャリア教育

令和元年度　11月7日（木曜日）

　東輝中学校2年生は本年度より、『「志」プロに学ぶ　キャリア教育』を実施しました。従来の「職場体験」とは異なり、さまざまな業種の仕事でご活躍されている方々から仕事に関わる講話を聴いたり、実演を観たり体験させてもらったりしました。当日は午前午後の2部制で希望した4業種を受講しました。生徒たちは、将来の「志」の実現を目指し、望ましい職業観や勤労観を身に付けるたいへん良い機会となりました。進路決定を1年後に控え、皆真剣な表情で受講していました。
　お忙しい中、この取組にご協力いただいた講師の方々には、事前準備から当日の講話・実演まで本当にお世話になりました。社会生活と進路を考える充実した学習活動ができましたこと、感謝しております。ありがとうございました。

洋菓子

　「パティスリー　シェ・サンタ」より代表取締役副社長の八田一生様と奥様に来ていただきました。
　ケーキのデコレーションの実演や生徒の代表が実際にやってみるなど、体験的な講座となりました。
　また、パティシエになるための方法や仕事のやりがいなどのお話を聴きました。

介護士

　介護老人保健施設「こもれび」より加茂大輔様にお越しいただき、お話いただきました。
　業務内容と施設入所やデイサービスなどの形態の違いなどを説明していただきました。
　後半は実際に車椅子に乗り、段差や坂道をのぼる大変さを感じたり、介護がどういうものなのかを自分たちで体験したりしました。

保育士

　亀岡市立保育所　保育アドバイザーの石田祥子様をお招きし、保育士の仕事についてご講演いただきました。
　保育園の業務内容や子どもに身に付けさせたい力など、実際の様子を踏まえながらお話してくださいました。
　保育園の仕事は子どもの面倒を見ているだけではなく、子どもを育てるという重要な役割があるということも知ることができました。

新聞記者

　「毎日新聞社」より京都支局長の今西拓人様、写真部の川平愛様に来ていただきました。
　新聞記者の1日の業務内容や海外取材を通して感じた話などを聴きました。
　また、取材の時に使用するカメラを実際に使わせていただく機会もあり、撮影の体験をしました。

警察官

　京都府亀岡警察署の後藤正司様、小川尚志様、川勝智之様をお招きし、ご講話いただきました。
　今と昔の警察学校のシステムの違いや、警察官として働くために受ける訓練などの話を聴きました。
　犯罪から市民を守るために、日々トレーニングを積むなど体験談を交えながら、お話いただきました。

消防士

　「亀岡消防署東分署」より神谷晟波様、川野信幸様にお越しいただき、ご講話いただきました。
　勤務をする中で良かったことや辛かったこと、命を守るという使命感など貴重なお話を聴きました。
　後半には現場で使う防火衣の着用やホース準備の実演などが行われました。

調理師

　中華料理「広東」オーナーシェフの矢野義雄様をお招きしました。
　パラパラのチャーハンを作る手順を実演とともに説明され、生徒たちも楽しそうに調理していました。
　講話では、経営者として、また料理人としてのこの仕事への熱い思いを語ってくださいました。

和菓子

　「ひろ季や」店主の家本浩様にお越しいただき、講話と実演をしていただきました。
　参加者全員で1人1個「ひろ季や」の名物商品の「塩豆大福」作りを行いました。
　生地をのばし、あんをのせて形をつくるところまでをすべて手作業で行い、無添加の食材にこだわる理由なども踏まえながら説明してくださいました。

獣医

　「ぱんだ動物病院」の院長室田晋吾様に来ていただき、獣医師の仕事についてご講話をいただきました。
　人間以外の動物をすべて診察するため、技術だけでなく動物に対する知識や想像力を使う職業であることを知ることができました。
　動物の命を救う仕事に携わることへのやりがいは大きいと感じる貴重なお話をしていただきました。

美容師

　「Spin hair」亀岡店店長の小谷勇様に来ていただきました。
　実演では先生の髪を目の前でカットし、生徒たちは大盛り上がりでした。
　お客様の要望や気持ちに寄り添うことや、感謝される喜びや仕事に対するやりがいなどをお話いただきました。

幼稚園

　「亀岡市立幼稚園」より園長の中井佐栄子様に来ていただきました。
　1日の業務内容の流れの説明や、どうしたら幼稚園の先生になれるかなどのお話をしていただきました。
　幼稚園で実際行っている手遊びなどの体験を通して、遊びの中で子どもたちは学んでいるということを感じることができました。

看護師

　「京都九条病院」看護師の大野優惟様に来ていただきました。
　看護師のなり方、命を預かるという責任感、仕事で大切にしていることなどをお話いただきました。
　患者さんに対して、適切な処置や治療をすることはもちろん、笑顔で接することで気持ちの面からも安心感を与えサポートしていることを改めて考えさせられました。