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校長あいさつ
人との出会いを大切に
あたたかな春の陽ざしが降りそそぎ、校庭にも新しい芽吹きが感じられる季節です。そして4月、何となく心が踊るのは、きっと新たな出会いの季節だからかもしれません。
4月8日、始業式。新しいクラスの仲間との出会い、新しい先生との出会いがありました。私にとっても15年ぶりの南中生との出会いでした。始業式では、私に向けられた子どもたちの眼差しの温かさに心がほぐれ、こころよく受け入れてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。進級し、先輩となった2年生、最高学年になった3年生へは、「人から褒められることをしよう」「自分や他の人を褒めることをしよう」という話をし、この1年間で、一段と心を磨き、人として大きく成長することを願いました。
4月9日、第77回入学式。74名の新入生が校門をくぐり、入学してきました。新入生代表の「誓いのことば」に象徴される新入生の姿は、とても初々しく、期待と希望に満ち溢れているかのようでした。式辞では、一人ひとりが持つ良さや可能性を輝かせながら、実りの多い中学校生活を送ることを期待して、「夢や目標を持つこと」・「仲間を大切にすること」、「自分を鍛える」という話をしました。また、在校生代表による「歓迎の言葉」や新入生を温かく迎えた2・3年生の態度は、本当に立派でした。頼りになる先輩だと感じました。素晴らしい入学式を演出してくれたことに、とても感謝しています。
さあ、全校生徒232名で、令和7年度の南桑中がスタートしました。明るく笑顔の絶えない、活気に満ちたキラキラと輝きを放つ学校でありたいと思います。そして、一人ひとりの人権が尊重され、何事にもチャレンジしていくたくましさと心豊かで思いやりのある大人へと成長していってほしいと願うばかりです。
生徒たちとの出会い、保護者の皆様との出会い、そして地域の方々との出会いを大切な宝物とし、生徒も教師もお互いに学び合い、成長していける学校づくりを進めていきたいと思っております。教職員一同、保護者の皆様のご協力と地域の皆様のご支援をいただきながら、力を合わせて、精一杯がんばってまいりますのでよろしくお願いいたします。
校 長 藤田 光宣