ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

南丹清掃株式会社

更新日:2024年3月15日更新 印刷ページ表示

ライフステージにあわせたキャリア形成で自分らしく働く

南丹清掃社員集合写真

1966年に創業した「南丹清掃株式会社」。下水道処理施設の維持管理や、浄化槽清掃業、一般および産業廃棄物収集運搬業を行っており、事業以外にも月に2回の清掃ボランティア活動や小学生を対象とした環境学習を行っています。

今回のインタビューでは、2016年に入社した大山恵美(おおやま・めぐみ)さんにお話を伺いました。大山さんは、育休復帰後にパートとして入社。その後、正社員として働いています。

南丹清掃大山さん写真1

 

-- はじめに、大山さんの普段のお仕事についてお聞かせください。

大山さん(以下、大山):現在、私は総務部で働いています。ひと言にまとめてしまうと「総務」になるのですが、営業職のサポート、入札や事業の許可申請に関連する書類の作成、人事、備品の発注や管理など仕事の内容はとても幅広いです。そのほかにも、小学校で行っている環境学習のサポートや、経理・会計関係、SNSやHPの更新、場合によっては現場に出てトイレ詰まりの解消作業など、本当にさまざまですね。

 

-- どのようにして求人を見つけられたのですか。

大山:当時、3歳と1歳の子どもがいたので、育児と仕事の両立を考え、自分がやりたい仕事を優先するよりも、子育てをしながら時短勤務で柔軟に働ける職場を探していました。前職で中小企業の採用活動の内情を知っていたので、大手転職サイトは使わずハローワークで探すことにしました。業務内容に「パソコン入力とモニター監視」と書かれていたので、前職での経験とも近い事務職だろうと予想して面接に行ったんです。

子どもたちが絵を描く様子

地元の子どもたち、アーティストと行ったごみ収集車のペイントワークショップ。(写真提供:南丹清掃株式会社)

 

大山:説明を聞いてみると、モニター監視だけではなく浄化センターの機械を実際に操作する仕事だとわかり、断ろうかとも思ったのですが、せっかく面接に来たのでこちらの要望をすべて話してみようと思ったんです。9時〜16時と書かれていた就業時間を「9時半〜15時にできないか」、これまでの経験から「2人の子どもが順番に熱を出した時に1週間休む可能性がある」など、自身が働くうえで不安に思っていたことをとりあえず全部伝えました。すると「大丈夫、なんとかします」と面接を担当してくれた総務部長(令和6年現在)の山本さんからすぐに返答がありました。働く方々の人柄がわかり、一緒に働いてみたいと思いました。

環境学習の様子

地元の小学生向けに行っている環境学習の様子。(写真提供:南丹清掃株式会社)

 

-- 職場ではどのような一日を過ごされているのでしょうか。

大山:朝8時に出社して最初にメールを確認し、白湯を飲んで、それからバナナを食べて(笑)、社内の掃除をしています。それが大体出社後一時間のルーティーンで、その後は日によってさまざまですが、自分で段取りを考えて仕事を進めています。人によって得意、不得意が異なるので、総務部のメンバーで相談しながら業務の分担を行なっています。ボーリング大会やバーベキューなどのレクリエーションも定期的に開催されるので、そうしたコミュニケーションが日々の業務にも活かされていると感じますね。

 

-- すごく仲の良い会社であることが伝わってきます。

大山:当たり前のことですが、一日のほとんどを職場で過ごすので楽しい方がいいですよね。子どもの懇談や学校行事があれば退社時間は相談できますし、就業規則に関わらず柔軟に働ける環境があることが魅力でしょうか。また、私自身は「下水道技術検定3種」「危険物取扱者」などの資格を持っているのですが、取得のための教材や受験にかかる費用は会社がサポートしてくれますし、入社時期や学歴などは関係なく、頑張ったら頑張った分だけ評価される職場になっていると思います。やりたいことや新しい企画にもどんどんチャレンジできている実感がありますね。そのような職場環境、評価体制になってからは、社員みんなの働くモチベーションも高まり、離職率がゼロになりました。

南丹清掃大山さんの写真2

大山:子育て世代も多く働いているのですが、パートとして入社された方も、30代、40代になってから正社員になっています。女性に限らないことだとは思いますが、自分の人生設計のなかで、家事、育児との両立の仕方も年代によって変わってくるじゃないですか。例えば、30代は子どもが小さいから育児に専念したいけど、40代になったら子どもがある程度大きくなるし、今度は家計のためにもっと働きたい。同じようなライフステージにいる女性のなかには、亀岡市内ではなかなか正社員になれないことが多く、仕事を辞めて京都市内で働いている方もいます。

 

-- 大山さんがこれから仕事を通してやってみたいことはありますか。

大山:実は今、社会保険労務士の資格を取るために勉強しているところです。専門家にお願いすることもあるのですが、私自身も知識を得ることで業務の幅が広がるんじゃないかと思っています。ほかにも資格は取得していきたいと考えているのですが、背中を押していただける環境がありがたいですね。南丹清掃は「人」を大切にしている会社だと思います。

 

・会社HP:https://www.nantanseisou.com/<外部リンク>

・関連リンク:https://www.city.kameoka.kyoto.jp/site/sdgs/35541.html


亀岡市AIチャットボット