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寝返り
どのように完成するの?寝返り、はいはい、あんよ
寝返りから、おすわり、はいはい、あんよと生まれてからわずか1年の間に赤ちゃんは目覚しい発達をとげます。
それらの1つ1つを目で確かめられることは、お父さん、お母さんにとっても大きな喜びです。
これらがどんなふうに完成していくのかをイラストで見てみましょう。
ねがえり
4~5ヵ月ごろ
体をひねったり、横向きになってウーンと体をそらせるしぐさをよくします。このような運動が見られるようになると、寝返りまであと一歩。
5~6ヵ月ごろ
1. 腰を自由にひねれるようになると、いよいよ寝返りができるようになります。
最初は、腰をグイッとひねって、まず下半身を回転させるところから始めます。ここが大人と違うところ。
大人が寝返りをするときは、手を動かしてから上半身から回転させます。けれども、まだ発達が足まで進んでいない赤ちゃんは、上半身を先に回転させたのでは下半身がついてきません。そこで、まず腰をひねって下半身を回転させておいてから、その勢いで上半身も回転させるのです。
2 腰から下をひとかたまりにして回転させたら、次はグイッと上体をひねって背中をそらせます。このとき、グッと頭をもち上げないと背中はそらず、うまく寝返りできません。
3 体の下側になった腕を引き抜いて、クルリと上半身を起こし、寝返り成功!慣れてくると、胸と頭を高くもち上げ、おもちゃを持って遊べるようになります。