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この時期のこまりごと
かんの虫、人見知り、夜泣き、あと追いなど、パパとママにとっては困り事でも、赤ちゃんにとっては脳と心がすくすくと発達している証拠。
成長への段階の1つと考えて、「いつかはおさまるさ」という長い目で見守ってあげましょう。
あと追い・・・自立への第1歩
あと追いもピーク。ちょっとでもお母さんの姿が見えないとき、泣きながら追っていきます。
夜泣き・・・いつかは治ります。
子どもに夜泣きはつきもの。おむつが濡れた、のどがかわいた、など原因がわかっているときは、原因をとり除きます。しかし、大部分の夜泣きは原因が良く分かりません。泣き出したら、抱いてあげる、添い寝をするなどして様子を見ます。
いつかは治ると大きな気持ちで見守ることが大切です。
かんの虫・・・自己表現のひとつです。
自我が芽生える1~3歳ごろは、自分の思い通りにならないことに感情を爆発させることがあります。これは自己表現の一種なので心配することはありません。原因を取り除く、上手に気をそらしてやるなどをしますが、ときには泣かせておくのもひとつの方法です。
人見知り・・・知恵がついた証拠
子どもが自分の親と他人を区別できるようになった証拠です。お母さんがふだん人と接する機会を多く持ち、子どもを他人の存在に慣れさせることが大切です。人見知りをまったくしないで、他人と親の区別がつかないような場合は、一度医師に相談してください。