ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > こども未来部 > こども家庭課 > 五感の発達

本文

五感の発達

ページID:0003418 2021年7月12日更新 印刷ページ表示

五感の発達~見て、聞いて、触って、嗅いで、味わって~

オギャーと生れてきた途端、そこは刺激に満ちた外の世界です。
赤ちゃんは、五感を精一杯使って、全身でその変化を受けとめようとしています。
どんな風に見えて、どんな風に感じているのでしょう・・・・・・・・・?

見る

  • 生れたばかりの赤ちゃんでも光に対する反応はあり、目は見えています。ただ、相当の近視で、視力は0.02~0.05ぐらいで、遠くのものはぼけて見えず、20~30cm先のものがやっと見える程度だと言われています。
    視野も狭く、ものを目で追うことはまだできません。顔の真正面にあるものを「何かあるな」という感じで、じーっと見るのが精一杯です。
    しかし興味深いことに目に見える中では人の顔によく反応すると言われています。特に顔の中では、目と口元に興味を示します。
  • 1か月を過ぎるころには、首はまだ十分動かせないものの少し目を動かして、目でものを追うという追視ができるようになります。
  • 2~3カ月ごろになると、首を左右に動かせるようになり、視界はさらに広がっていきます。
  • 3~4カ月ごろになり首がしっかりしてくると、頭を立ててものを見られるようになり、自分の体だけでなく、ものの立体感や遠近感などもある程度分かるようになります。

聞く

お母さんのおなかの中にいたときから、既に聴覚は完成しているので、生れたときから赤ちゃんにはちゃんと音が聞こえています。
大きな物音がしたりすると、ビクッと体をこわばらせたりするのは何よりの証拠です。そして、その音がどこから聞こえてくるのかということもある程度判断できていると言われています。
また、赤ちゃんは、高い声によく反応するとされています。赤ちゃんに話かける時は、誰でも無意識に普段より高い声を出すと言われますが、こんなところに理由がありそうです。

さわる

触覚というと、生れて間もない頃は、赤ちゃん自身が着ている下着や、お風呂に入れられたときのお湯の感触、体にさわるお母さんの手の感触など、体の皮膚に触れる感覚が一番でした。
ところが、3~4カ月ごろになり手でものを触れるようになると、布のような柔らかいもの、おもちゃのような固いもの、自分の体などいろいろなものに触れますから、それからは手のひらの感触が目覚しく発達していきます。
また、手でつかんだものをなんでも口に入れて確かめるので、舌や口の感覚も広がっていきます。

におい

嗅覚については、においを嗅ぎ分けられるかどうかははっきりわかっていませんが、お母さんのお乳のにおいを覚えていて、お母さんのブラジャーのパットを近づけると、そちらに顔を向けるという反応がよく見られます。

味わう

生れたばかりの赤ちゃんにも既に味覚が備わっています。甘味のものは積極的に吸い、酸味・塩味のものは吸わない、あるいは苦味のものは顔をしかめて吐き出すというような反応が見られます。
母乳に薄く甘味がついているのも、赤ちゃんの味覚に合わせての自然の配慮といえます。

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されていましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?

亀岡市AIチャットボット