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平成22年度当初予算
亀岡市は今年、「丹波亀山城築城400年」「市制55周年」という輝かしい節目の年を迎えました。これからも夢と希望を絶やさない未来のまちづくりに向け、「温もり」と「にぎわい」の創出を予算の柱に据え、平成22年度当初予算を総額568億9,204万円として計上しました。
予算の内訳は、一般会計の予算総額が303億4,100万円、特別会計の予算総額が265億5,104万円となります。市民の皆さんの安全・安心を守る施策を積極的に進め、ふるさと力向上による「温もり にぎわい こころ通う 共生のまち」の実現を目指します。
総額 568億9,204万円
一般会計 303億4,100万円
特別会計 265億5,104万円
平成22年度も厳しい財政状況ですが、経済対策と暮らしの安全・安心の確保に重点を置いた予算を編成。企業の新たな雇用を支援し、地域経済に活力を取り戻すための緊急経済対策として「ふるさと雇用緊急支援事業」を創設するとともに、「セーフコミュニティ」をはじめ、小・中学校耐震化事業など、安全・安心なまちづくりの重点施策を推進しながら、市の預貯金でもある基金に頼らない、身の丈に合った予算を編成しました。
歳入の面では、主な収入である市税の計上額は98億5,524万円で、世界的不況による地域経済・雇用情勢の悪化による景気後退の影響などから、前年度と比べて2億6,370万円減(2.6%減)となっています。しかし、地方交付税や臨時財政対策債など自由に使える一般財源の確保に努めたことで、今年度は財政調整基金を取り崩さずに予算を編成できました。
歳出の面では、国策としての子ども手当(11億7,681万円)や国勢調査(4,160万円)、参議院議員選挙・京都府知事選挙など(7,300万円)の実施年度となることから、全体額では前年度から増加していますが、これらの特別な要因を除くとほぼ前年度と同じ歳出額となります。
以上が平成22年度予算の概要です。将来に夢と希望の持てる亀岡を実現するため、限られた財源を重点的かつ効率的に配分しています。
亀岡市では「安全・安心こそ最大の福祉」との信念のもと、事務事業の見直しなどによる経費の節減・合理化を進め、さらに効率的な財政運営に努めていきます。
平成22年度当初予算主要項目を紹介
ここでは当初予算の主な項目を、こころ通う共生のまちとするための「安全・安心」なまちづくり重点施策として、9項目に分類し紹介します。なお、新規事業は「新規」、充実した事業は「充実」、継続していく事業は「継続」で表し、金額は万円未満を四捨五入で表示しています。
いきがいあふれる健康・長寿のまち
生涯にわたり健康で活発な生活を送れるよう、がんの予防や早期発見、生活習慣病の予防など、市民の健康教育や健康相談に取り組みます。
また、高齢者の生活をより豊かにする生きがいづくりの充実と、障害者がその人に適した福祉サービスなどを利用し、地域社会で自立した生活を営めるよう支援していきます。
- 新規
障害のある人、一人ひとりの個性が輝くアート展 200万円
障害者の作品を鑑賞する機会を確保し、障害者アート展覧会を開催することで、障害者の社会参加を推進します。 - 充実
障害のある人の地域生活を支援する事業 9,202万円
障害のある人が、地域で一人の市民として生活する中で、人として豊かに生きるための支援をします。 - 新規
高齢者の安全で快適な在宅生活を支援する事業 50万円
安全で快適な在宅生活が継続できるよう、自宅での転倒などを防止するために行う住宅改修に補助金を交付します。 - 充実
予防接種を受けて感染症を防ごう! 1億2,678万円
各年齢や時期に応じた予防接種を実施します。また、新型インフルエンザ予防接種費用について、低所得者に対して助成を行います。 - 充実
がん・メタボ対策で、健康生活を応援します! 6,627万円
生活習慣病・がんの予防、早期発見・治療を目的に健康教育や健康相談、健診などを実施します。
市民が参画する共生のまち
市民の参画と協働によるまちづくりを進めます。また、亀岡市のまちづくりの指針となる第4次亀岡市総合計画「夢ビジョン」の策定に取り組みます。
- 継続
総合計画“夢ビジョン”を策定する事業 1,477万円
新たな地方分権時代を見据えたこれからの市政運営の指針となる第4次亀岡市総合計画「夢ビジョン」を策定します。 - 新規
市民活動団体を育成・支援する事業≪かめおか市民活動推進センター機能充実経費≫ 90万円
「かめおか市民活動推進センター」のさらなる充実と、市民活動団体の育成・支援を進めます。 - 新規
市民協働のまちづくり推進助成事業 50万円
新しく市民活動を行おうとする団体の取り組みを資金面から支援し、市民活動の育成・促進を図ります。 - 充実
ふるさとかめおか 新・学びのプラン推進事業≪生涯学習賞≫ 212万円
「ふるさとを愛する、豊かな心を育むまちづくり」に向け、循環型生涯学習の着実な推進を図ります。
未来ある子どもたちを支えるまち
育児の不安を解消していくため、子育て親子の交流や相談など支援を充実させ、安心して子どもを生み育てられる環境づくりを目指します。
また、自ら学び、考え、判断しようとする意欲と能力を持った児童・生徒の育成を目指して、生きる力をはぐくむ学校づくりを推進していきます。
- 新規
地域で支えあう子育て支援 469万円
子どもたちの健全育成と、家庭での子育て支援に向けたさまざまな施策の充実を図ります。 - 新規
公立保育所再編整備プラン検討事業 11万円
子どもたちに保育所としての集団生活の場を保障し、地域における子育て支援拠点としての機能を果たすため、より効率的、効果的な保育所運営を進めます。 - 充実
安全・安心な保育環境整備事業 3億1,285万円
仕事と子育ての両立を支援するため、私立保育園の施設整備を推進し、保育所入所定員の拡充と耐震化など保育環境の向上を図ります。 - 充実
障害児保育の充実 2,167万円
障害児保育の充実と健全な発達を助長することを目的に、民間保育園が行う障害児保育を支援します。 - 新規
保育園障害者自立支援特別対策事業 105万円
民間保育園が行う器具(遊具)の整備に補助金を交付します。 - 新規
次代の社会を担う子どもの育ちを経済的に支援≪児童手当・子ども手当経費≫ 18億5,670万円
「子ども手当」を創設し、中学校卒業までの子どもを対象に、一人につき月額1万3,000円を支給します。 - 充実
地震に強い安全・安心な学校づくり事業 1億3,230万円
耐震化工事を計画的に実施し、安全・安心な学校施設として整備を図ります。 - 充実
安全・安心で快適な学校環境づくり事業 2億690万円
老朽化対策や教室不足などを解消する学校環境の整備を図ります。 - 充実
子どもの読書活動推進事業 1,000万円
子どもたちの読解力と学力の向上を推進します。 - 充実
私立幼稚園児保護者への保育料など助成事業 6,740万円
国の基準に合わせ、保育料などを補助する幼稚園就園奨励費補助事業および私立幼稚園運営補助事業を実施します。 - 新規
新しい公立幼稚園の建設に向けて≪幼稚園施設整備経費(新幼稚園統合計画)≫ 200万円
2つの公立幼稚園を統合し、新たな幼稚園の建設に向けての取り組みを行います。 - 充実
放課後児童会事業 9,846万円
市内すべての小学校区で放課後児童会を開設し、放課後に家庭保育を受けられない小学校3年生までの児童の健全な育成を図ります。
個性ある地域文化のいきづくまち
地球温暖化対策をはじめとする環境保全と、資源循環型のまちづくりを推進します。
また、亀岡の自然や景観を守り、育て、創り、次の世代へ継承していくため、景観制度の策定を進めます。
- 充実
「第26回国民文化祭・京都2011」推進事業 225万円
広く市民の文化活動への参加意欲を喚起し、新しい文化の創造を促し、併せて地方文化の振興に寄与することを目的に事業を実施します。 - 充実
地球温暖化対策を推進する事業 1,055万円
豊かな自然環境を次世代に引き継ぐため、亀岡市環境基本計画を見直し、今年度と来年度の2カ年で第2次亀岡市環境基本計画を策定します。 - 充実
環境のシンボルであるアユモドキの保護増殖を図る事業 616万円
亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会の活動を支援し、アユモドキの生息環境を保全し保護増殖を図ります。 - 充実
ふるさと亀岡 景観まちづくり≪景観制度策定経費≫ 799万円
市民、事業者、行政がそれぞれの果たすべき役割を認識し、協働による景観まちづくりを推進するため、景観制度の策定を行います。 - 新規
美しいふるさとの景色をいつまでも≪重要文化的景観調査事業≫ 300万円
今後のまちづくりの核となる文化財や史跡などを総合的に把握し、学術的評価を与えることで、文化財保護意識や郷土愛の高揚を図ります。 - 新規
亀岡祭山鉾行事くじ取り式復活事業 100万円
「くじ取り」や「くじ改め」の復活により、民俗文化財としての保存継承と観光資源としてのにぎわい創出を図るため、積極的に支援します。 - 充実
心学の教えを全国へ、そして世界に発信≪石田梅岩先生顕彰会活動事業≫ 100万円
「安全・安心こころ交流のまち亀岡」の実現を目指し、さまざまな公益事業を展開される同顕彰会の活動やその財団立ち上げについて積極的な支援をします。 - 新規
佐伯灯籠資料館を活用したまちづくり 100万円
市民協働のまちづくり、観光振興の観点から、当該事業に支援を行います。
安全・安心の広がるまち
「核兵器廃絶」を趣旨とする新たな平和都市宣言を行い、市民の皆さんの平和を願う想いを世界へ発信します。
また、近年の異常気象による局地的な集中豪雨や大規模な地震の発生などから市民の生命と財産を守るため、自助・共助・公助の防災体制の確立と皆さんの防災意識向上を図ります。
- 充実
山間地域におけるデジタル放送受信に向けての対策事業 3,205万円
平成23年7月のアナログテレビ放送終了に向けて、共同受信組合加入世帯がデジタルテレビ放送を視聴できる環境を整えます。 - 充実
高速インターネット(光ファイバー)未整備地域の普およ対策事業 662万円
地域間情報格差解消のため、電気通信事業者を支援することによりブロードバンド・ゼロ地域を解消します。 - 新規
未来に向けて平和の願いを発信する事業≪新たな平和都市宣言啓発関係経費≫ 80万円
平和であることに改めて感謝するとともに、悲惨な歴史を次代に伝えるため、さまざまな平和施策に取り組みます。 - 充実
消防団の運営および自主防災会の活動を支援する事業 7,055万円
地域防災の要となる亀岡市消防団の活性化を図るとともに、自主防災体制の充実強化に努めます。 - 充実
災害から生命を守る通信システムをつくる事業 2億9,600万円
現在、運用している亀岡市地域防災無線(アナログ)を、平成23年5月末までに、新たなデジタル移動通信システムとして整備します。 - 新規
防災ふるさと力向上訓練 320万円
市民の皆さんと関係機関の協力を得ながら総合的な防災訓練を実施することにより、自助・共助・公助の防災体制の確立と防災意識の高揚を図ります。 - 充実
職住一体の秩序あるまちづくりのための区画整理事業 5,066万円
無秩序な市街化の防止や、道路などの基盤施設整備の促進などを図るため、土地区画整理事業施行者である組合に対し、技術援助や支援を行います。 - 充実
安全・安心で快適なまちづくりのための街路整備 2億100万円
ゆとりと快適性の調和した都市基盤を有するまちを目指し、都市の骨格を形成する基幹的な都市計画街路の整備を図ります。 - 新規
安全・安心で快適なまちづくりのための公園管理 2,700万円
予防保全的管理による「公園施設長寿命化計画」を策定し、計画的な維持管理を行います。 - 充実
生活の足を支えるバスを運行する事業 1億153万円
公共交通のネットワークとバス事業者の路線廃止に伴う代替措置として運行します。 - 充実
安全・安心で快適なまちづくりのための道路整備 9億4,670万円
都市基盤整備の一環として、生活幹線道路を中心とした道路網の整備を行い、地域の発展振興を促進します。 - 新規
安全・安心で快適なまちづくりのための橋梁管理 1,000万円
計画的な点検や、長寿命化修繕計画の策定を行い、橋梁維持管理の充実を図ります。 - 充実
安全・安心で快適なまちづくりのための河川整備 1億200万円
都市基盤整備の一環として河川整備を行い、地域の発展振興を促進します。
こころ通い合う温もりのまち
「セーフコミュニティ」の取り組みをさらに発展させるとともに、安全・安心のまちづくりを市民の皆さんとの協働で進めます。また、「新ゆう・あいプラン(亀岡市男女共同参画計画)」などに基づき、多様な生き方を認め合い、誰もが生き生きと活躍できる人権感覚の豊かな社会づくりを目指します。
- 充実
WHOが認証するセーフコミュニティを推進する事業 224万円
行政や市民が“安全・安心のまちづくり”を協働で実現させるとともに、希薄化しつつある地域コミュニティの再生を図ります。 - 充実
男女共同参画社会の実現をめざす事業 744万円
「男女が共に輝いて生きることができるまち・亀岡」を目指し、新ゆう・あいプランの具体的施策を積極的に進めます。 - 充実
くらしを守る消費者相談・啓発事業 367万円
消費者としての自立を支援し、豊かで合理的な消費生活につなげるため、消費者相談・啓発事業の充実を図ります。 - 充実
開発公園の機能回復事業 200万円
自治会などが管理する遊具など修繕の維持管理に要する費用に対し、補助金を交付します。
活力・にぎわい・交流のまち
依然として厳しい雇用情勢が続くと予測されることから、関係団体と連携して新規の雇用創出や若年者の就職支援などを積極的に行うことで地域経済の活性化を図ります。
また、「丹波亀山城築城400年」関連のイベントを実施し、亀岡を全国にPRするとともに、市内観光入り込み客のさらなる増加を目指します。
- 新規
市内業者の受注機会の拡大と市内経済を活性化する事業≪小規模修繕工事希望者登録制度≫ 5万円
市内業者の受注機会拡大を図ります。 - 新規
友好交流都市・蘇州市を訪問する事業 62万円
さらに友好を深め国際親善を通じて世界平和への一助とするため、亀岡市民公式親善訪中団を結成し、訪問します。 - 充実
温もり・にぎわいのしごとづくり事業 ≪ふるさと雇用再生特別交付金事業・緊急雇用創出事業≫ 7,961万円
府に造成した基金を利用して委託事業などを実施し、地域求職者や失業者などを雇い入れることにより地域の活性化を図ります。 - 充実
商業団体と連携・協力して地域経済の振興を図る事業 1億453万円
関係団体や機関などと連携して市内の中小企業、商店街および商工会議所などを積極的に支援し、地域経済の振興と活性化を図ります。 - 新規
「ふるさとかめおか」の雇用を元気づける支援事業 2,000万円
市内在住者を新たに雇用した企業に助成金を交付し、地域経済の活性化と雇用機会の創出を図るための支援事業を創設します。 - 充実
緊急保証などの借入をされた中小企業者を支援する事業 4,195万円
中小企業の振興および経営の安定化などを支援し、地域経済の振興を図ります。 - 充実
商店街・城下町のにぎわいづくり事業 300万円
商店街や城下町の活性化と、丹波亀山城築城400年および市制55周年の関連イベントの実施に対して支援します。 - 継続
観光地「亀岡」の魅力を発信する事業≪観光入込客増加促進経費≫ 317万円
亀岡観光の魅力を積極的にPRし、三大観光とともに城下町観光への誘客を図ります。 - 充実
「築城400年」を盛り上げ、にぎわい創造と観光誘客を図る事業 1,371万円
観光入込客数のさらなる増加と亀岡の知名度の向上を目指す一つの契機として、観光の観点から「丹波亀山城築城400年」イベントを開催します。
がんばる元気農業のまち
安全・安心の農産物「エコ農業」を推進するほか、農産物地産地消の推進を図り、市民の健康づくりやまちのにぎわい創出を目指します。
また、新たな特産品として「茶業」の推進を図り、新たに茶園の造成や優良品種の新植に対して補助するなど、茶業経営の定着を目指します。
- 新規・充実
茶にチャレンジ!茶業生産振興事業 1,087万円
農業生産高の拡大が期待できる新たな特産品として茶業の生産振興を図り、「がんばる元気農業のまちづくり」の実現を目指します。 - 充実
食と農を応援する地産地消推進事業 907万円
地産地消の推進により「生産者」「消費者」が共に元気になるまちづくりを目指すとともに、農業・農村の振興につながる事業を展開します。 - 充実
エコ農業で安全・安心な農産物生産を支援する事業 695万円
エコ農業の推進により、低化学肥料・低農薬で生産した農作物を提供し、「がんばる元気農業のまち」づくりと、市民の安全・安心な食生活向上を図ります。 - 充実
有害鳥獣による被害の防止・軽減対策事業 1,486万円
有害鳥獣駆除委託や地域ぐるみでの取り組みを中心に、被害の防止・軽減を図るため、防除施設の設置などに対して助成します。
特別会計
- 継続
みんなで助け合い、命と健康を守る国民健康保険事業 84億1,000万円
国民健康保険事業の円滑な実施に努めます。 - 充実
市民を休日の急病から救う診療事業 2,400万円
医師が不足する日曜日、祝日、年末年始における市民の急病に対応するため、休日診療所を設置し内科および小児科の応急的な診療を行います。 - 継続
水質保全と快適なくらしを築く地域下水道 20億7,830万円
生活排水の処理を通じて、公共用水域の水質保全と生活環境の改善を図り、快適で住みよい魅力ある地域社会を築くため実施します。 - 継続
安心長寿を支える介護保険事業を推進 49億810万円
介護保険事業の円滑な実施に努めます。 - 継続
安心できる高齢社会を築く後期高齢者医療事業 7億2,100万円
後期高齢者医療事業の円滑な実施に努めます。 - 充実
おいしい水を安定的に供給する上水道 28億5,430万円
市民生活と都市機能を支えるライフラインとして、安定供給のための浄水場・給配水管などの整備を実施します。 - 〈安全・安定した給水を確保する水道未普およ地域の解消 6億円〉
畑野町における水道未普およ地域解消事業を実施し、安全で安定した給水の確保により、地域住民の生活改善を図ります。 - 継続
水質保全と快適なくらしを築く公共下水道 44億2,980万円
生活排水の処理を通じて、公共用水域の水質保全と生活環境の改善を図り、快適で住みよい魅力ある地域社会を築くために実施します。 - 継続
市民のいのちと健康を支える市立病院 23億6,400万円
高度で良質な医療の提供と地域連携により、病院の信頼度と認知度を高めるとともに、公共性と経済性を考慮し、効率的な病院経営を行います。
市民1人当たりのサービスはいくらになるの!
市の予算を、市民1人当たりの予算として考えた場合の収入額とその使い道をお知らせします。
(平成22年2月1日現在の人口9万3,947人で割りました。)
支出
生活を守り安全な社会生活を保障する予算 |
約11万円 |
---|---|
健康のために市民健診や快適で衛生的な生活環境を守る予算 |
約3万1千円 |
地産地消の推進やエコ農業など農林水産業の元気づくり予算 |
約1万4千円 |
にぎわいと活気を生みだす観光・産業の振興と雇用創出の予算 |
約4千円 |
生活を支える道路整備などのまちづくり予算 |
約3万9千円 |
文化の振興と将来を担う子どもたちを守り育てる予算 |
約2万9千円 |
生命・財産を守る消防・防災のまちづくり予算 |
約1万5千円 |
借入金(市債)の返済 |
約4万5千円 |
その他の予算(窓口業務、選挙や統計など市の業務のための費用など) |
約3万6千円 |
収入
市民税や固定資産税など市の税金 |
約10万5千円 |
---|---|
国や府からの補助金・交付金 |
約14万9千円 |
借入金(市債) |
約4万6千円 |
預貯金の取り崩しなど |
約2千円 |
その他の収入(ごみ袋の販売収入や保育料など) |
約2万1千円 |
亀岡市の借入金(市債)
市民1人当たりの借入金の残高は、約30万7,000円(平成20年度末の一般会計分現在高合計約288億7,200万円)となっています。後年度に、借入金に対する国からの補てんなどがある優良なものの活用や、年間の借入額は、年間の返済額より少なくすることを基本として、借入金残高の減少を図っています。
亀岡市の預貯金(基金)
市民1人当たりの預貯金の残高は、約3万2,000円(平成20年度末の現在高合計約30億3,900万円)となっています。平成22年度予算では、柔軟な活用が可能である預貯金(財政調整基金)の取り崩しを行わず、現在高の維持を図っています。