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平成21年度当初予算
平成21年度当初予算
568億9,464万円
ふるさと力向上元気づくり予算
亀岡市の平成21年度当初予算は、「第三次亀岡市総合計画」を基本に、亀岡を夢のある明るいまちとするため「新亀岡市財政健全化計画」に沿って、総額568億9,464万円(対前年度比2.2%減)を計上しました。
世界的な金融危機に起因する景気の後退により、地域経済が急速に悪化している状況を深刻に受けとめ、「中小企業経営緊急支援対策」に取り組むなど、地域経済の元気と活力を取り戻す施策を展開していきます。
また、事業の緊急性や優先度を考慮のうえ、施策の「選択と集中」により、「セーフコミュニティ」をはじめとする重点施策の推進を図るとともに、市民生活に密着した子育て支援や福祉の充実、農業・観光振興など、市民の皆さんの暮らしを守るための「安全・安心なまちづくり」に積極的に対応した予算編成となっています。
予算の内訳は、一般会計287億3,000万円(対前年度比4.7%減)、特別会計281億6,464万円(対前年度比0.4%増)です。
平成21年度 主要施策の概要 ~温もり にぎわい こころ通う 共生のまち~
平成21年度は、厳しい財政状況の中、「ふるさと力向上元気づくり予算」を編成し、市民の安全・安心を守る施策を積極的に進めます。
当初予算を第三次亀岡市総合計画の施策の基本方針6項目に分類し、主要施策の概要を紹介します。
互いに信頼し、協力し合うふれあいのまち
- 市民協働によるまちづくり
地方分権時代を見据えた、亀岡のまちづくりのため第四次亀岡市総合計画「夢ビジョン」の策定を進めます。また、「(仮称)市民協働推進センター」を開設し、市民活動をサポートします。 - 人権尊重と男女共同参画
「人権」や「男女共同参画」の意識啓発や学習機会を提供することで、人権感覚の豊かな社会の実現を目指します。 - ふるさと納税をPR
「京都・亀岡ふるさと力向上寄附金」を通して、ふるさと亀岡への想いや、支援を呼び掛けます。
ゆとりを感じられる快適なまち
- JR複線化と駅舎バリアフリー化
都市交通の拠点として、JR山陰本線複線化と駅前広場の整備を進めます。また、JR並河駅のバリアフリー化事業を実施し、安全で利用しやすい施設として充実させます。 - 情報通信の地域格差を解消
ブロードバンド・ゼロ地域を解消するため、光ファイバー敷設整備を進めます。また、山間地域でデジタル放送が視聴できるよう環境を整えます。 - 上・下水道、地域下水道の整備促進
公共下水道・地域下水道の整備・普およに努めます。また、水道未普およ地域解消に取り組みます。
支え合い、助け合うあたたかいまち
- セーフコミュニティの推進
地域コミュニティの再生と安全・安心のまちづくりを市民協働により推進します。 - 子育て支援の充実
安全に安心して妊娠・出産を迎えられるように、妊婦健診14回と歯科健診1回を公費負担します。また、私立保育園の施設整備を助成します。 - 地域で自立し豊かな生活を
障害者がその人に適した福祉サービスを利用しながら、地域で自立できるよう支援します。また、高齢者の生活をより豊かにする生きがいづくりの充実を図ります。 - 安定した雇用を目指して
厳しい雇用情勢の中、国の緊急対策を活用し地域の雇用を創出します。
ふるさとを愛する豊かな心を育むまち
- 生涯学習のまち
「ふるさとを愛する、豊かな心を育むまちづくり」に向け、生涯学習都市宣言の理念に基づき新たな計画を策定します。 - 学校教育の充実
安全で安心できる学習の場をつくるため、老朽化した校舎の改築や、耐震化を計画的に実施するなど教育環境の整備を行います。また、スクールバスの路線延長や不登校対策も充実します。
にぎわいに満ちた活力あるまち
- 地域経済の活性化と観光振興
地域の元気と活力を取り戻すため、中小企業者に対して経営緊急支援対策を行うなど、関係団体と連携しながら地域経済の活性化を図ります。
また、亀山城築城400年に向けて、プレイベントを開催するなど、市内観光入り込み客200万人を目指します。 - 亀岡農業の振興
安全・安心の農産物「エコ農業」を推進するほか、農産物地産地消の推進を図り、市民の健康づくりやまちのにぎわい創出を目指します。
環境にやさしく、安全で美しいまち
- 人と地球にやさしく
国の天然記念物であるアユモドキの生息環境の保全と保護増殖を図ります。また、温室効果ガス削減を目指し「緑のカーテン」事業を実施します。 - 災害に強いまちづくり
亀岡市デジタル移動通信システムを市内全域に整備するとともに、自主防災会の資機材の充実を図ります。また、木造住宅の耐震診断・改修の助成にあわせて耐震相談も新たに実施します。
平成21年度当初予算主要項目を紹介
ここでは、当初予算を第3次亀岡市総合計画の施策の基本方針6項目に分類し、主な項目を紹介します。なお、新規事業は「新規」、充実した事業は「充実」、継続していく事業は「継続」で表し、金額は万円単位で表示しています。
互いに信頼し、協力し合うふれあいのまちをつくろう
- 新規
“ふるさと納税”を推進する京都・亀岡ふるさと力向上経費 270万円
「京都・亀岡ふるさと力向上寄附金」を募集するため、ホームページや各種広報媒体により広く周知し、亀岡のPRを図っていきます。 - 充実
第4次亀岡市総合計画“夢ビジョン”策定経費 1,580万円
行財政運営の方向性や基本的施策などの指針となる「第4次亀岡市総合計画」の策定に係る業務を遂行していきます。 - 継続
京都学園大学との学術交流プログラム推進経費 50万円
京都学園大学と連携・協力し、地域振興や教育の発展を目指して共同研究を進めます。 - 新規
議会インターネット中継経費 257万円
市議会の活動状況を積極的に市民の皆さんに知らせるため、本会議のインターネット中継を開始します。 - 充実
まちづくり推進経費 335万円
協働のまちづくりを計画的に展開するため、「(仮)亀岡市まちづくり協働推進実施計画」を策定します。 - 新規
(仮称)市民協働推進センター開設経費 100万円
市民活動を支援する専門的知識や技能を持ったコーディネーターを配置するなど、市民活動をサポートします。 - 充実
男女共同参画推進経費 597万円
「男女が共に輝いて生きることができるまち・亀岡」を目指し、男女共同参画社会の構築を進めます。 - 継続
人権啓発推進経費 803万円
「ヒューマンフェスタ」の開催や広報紙「きずな」の発行など、人権啓発や人権意識の普およ高揚に努めます。 - 充実
市民に情報を広報するための経費 1,952万円
市制55周年や丹波亀山城築城400年に向け、広報事業の充実を図ります。 - 充実
消費生活対策経費 76万円
市民(消費者)の利益を守り、豊かで合理的な消費生活につなげるため、相談・啓発事業の充実を図ります。
ゆとりを感じられる快適なまちをつくろう
- 新規
山間地域におけるデジタル放送受信に向けての対策経費 2,850万円
2011年7月のアナログ放送終了に向け、共同受信施設組合加入世帯がデジタルテレビ放送を視聴できる環境を整えます。 - 新規
ブロードバンド・ゼロ地域解消事業経費 8,402万円
電気通信事業者を支援することで、ブロードバンドサービスの提供エリアを拡大します。 - 継続
JR山陰本線複線化整備事業 2億8,530万円
JR山陰本線の複線化を進め、市民の利便性の向上と地域振興を図ります。 - 継続
JR並河駅舎バリアフリー化設備整備事業費 8,982万円
JR並河駅にエレベーターなどを設置し、バリアフリー化を進めます。 - 継続
コミュニティバス・ふるさとバス運行事業経費 8,584万円
公共交通のネットワークとバス事業者の路線廃止に伴う代替措置として運行します。 - 充実
景観制度策定経費 551万円
景観を守り・育て・創り・次世代へと継承するため、景観まちづくりを推進するビジョンを明確にし、景観制度を策定します。 - 充実
道路・橋梁新設改良事業費 11億825万円
都市基盤整備の一環として、生活幹線道路の整備を行い、地域の発展振興を促進します。 - 充実
街路事業費 4億9,450万円
利便性向上やゆとりと快適性の調和を目指し、特にJRの駅を中心とした都市核の整備を進めます。 - 継続
土地区画整理事業調査経費 5,857万円
JR亀岡駅北地区の特性を生かした魅力的な市街地を形成するため、事業実施に向けた事業計画の策定を行います。 - 充実
上水道事業(特別会計) 36億960万円
市民生活と都市機能を支える上水の安定供給のため、配水管などの整備を実施します。 - 新規
上水道事業(特別会計)うち未普およ解消事業 1億768万円
畑野町における水道未普およ地域の解消に向けて、事業を実施します。 - 継続
公共下水道事業(特別会計) 63億6,810万円
生活排水の処理により、水質保全と生活環境の改善を進めます。 - 継続
地域下水道事業(特別会計) 16億3,640万円
公共下水道区域以外の下水道整備を進めます。
支え合い、助け合うあたたかいまちをつくろう
- 継続
WHO(世界保健機関)が認証するセーフコミュニティ推進事業経費 200万円
市民と行政が共通の目標を持って「安全・安心のまちづくり」を協働で実現させるとともに、地域コミュニティの再生を図ります。 - 新規
ふるさと雇用再生特別交付金事業・緊急雇用創出事業 3,031万円
「ふるさと雇用再生特別交付金事業」「緊急雇用創出事業」を活用し、求職者や失業者などの雇用を創出することで地域の活性化を図ります。 - 充実
雇用対策経費 169万円
安定した雇用を目指すために、関係機関と協力し、雇用情報の発信と安定雇用増進を図ります。 - 継続
災害時要配慮者支援経費 60万円
災害発生時に、地域住民と行政が連携して要配慮者を救出・救護するため「亀岡市ふれあいネットワーク制度」を推進します。 - 継続
こども医療費助成経費 1億5,684万円
健やかに子どもを産み育てる環境づくりの一環として、子どもの受診にかかる医療費を助成します。 - 充実
地域福祉計画推進経費 478万円
「顔の見える福祉コミュニティづくり」を目指し、地域のボランティアリーダーの人材育成などを支援します。 - 充実
いきいきかめおかっこ未来プラン推進経費 2,356万円
「子育て支援都市・亀岡」を目指して、子どもたちの健全育成と子育て支援に向けた取り組みを進めます。 - 充実
家庭児童相談員など設置経費 450万円
児童虐待やDVなどの相談に迅速に対応するとともに、母子家庭などの自立に向けた総合的な支援を行います。 - 充実
公立保育所運営経費 2億4,035万円
市立保育所(8園)で保育を実施します。 - 充実
障害児保育経費(私立) 2,019万円
保育に欠ける障害のある児童の保育を促進し、障害児保育の充実を図ります。 - 充実
特別保育事業(私立) 7,942万円
私立保育園(7園)の保育サービスの充実と拡大を推進します。 - 新規
私立保育園施設整備補助経費 1億7,695万円
保育環境の向上などを目指して、私立保育園の施設整備などに対して補助を行います。 - 継続
私立保育園保育委託経費 10億2,542万円
市内の私立保育園(7園)に委託して、保育を実施します。 - 充実
ひとり親家庭など生活支援・相談事業経費 459万円
ひとり親家庭の親などに、地域での生活を総合的に支援することで、家庭福祉の向上を図ります。 - 充実
病児・病後児保育事業経費 853万円
保護者の子育てと就労の両立を支援するため、医療機関が行う「病児・病後児保育事業」を支援します。 - 継続
障害福祉推進事業経費 3,707万円
障害者の社会参加と自立を促すために、障害者世帯の経済的負担を軽減し、福祉の増進を図ります。 - 充実
福祉都市推進経費 1,447万円
福祉都市亀岡市にふさわしい地域社会づくりを目指して、福祉事業を推進します。 - 継続
障害者自立支援事業経費 9億2,540万円
障害のある人が自分に適した福祉サービスや医療制度などを利用し、地域で自立した生活ができるように支援します。 - 充実
高齢者生活支援経費 2,035万円
一人暮らし高齢者や高齢者世帯の人たちに対して、在宅で継続した生活ができるよう支援します。 - 継続
老人生きがい対策経費 1,642万円
健康で豊かな高齢期の生活を支援するため、高齢者の生きがいづくりや社会参加を促進します。 - 新規
後期高齢者人間ドック総合健康診断経費 305万円
後期高齢者の健康づくりなどを推進するため、人間ドック健診の費用を助成します。 - 充実
食育推進事業経費 46万円
子どもたちの食生活の乱れや生活習慣病などの改善を図るとともに、農産物の地産地消を推進します。 - 充実
母子保健事業経費(妊婦健康診査事業経費) 3,789万円
妊婦に定期的な健康診査の受診を促し、健やかな妊娠・分娩・出産を援助します。 - 継続
発達支援事業経費 608万円
発達障害児(疑いを含む)とその保護者を支援するとともに、発達障害児への理解を広めます。 - 継続
保健事業経費(各種がん検診など) 4,691万円
生活習慣病の予防やがんの早期発見・治療のために健康相談や健診を実施し、市民の健康の維持増進を支援します。 - 継続
介護保険事業(特別会計) 46億3,250万円
社会全体で支える介護保険事業を円滑に進めます。 - 継続
後期高齢者医療事業(特別会計) 7億490万円
後期高齢者医療制度の運営に係る窓口業務や保険料徴収事務を行います。 - 継続
市立病院事業(特別会計) 24億4,350万円
公共性と経済性を考慮して効率的な病院経営を行うとともに、高度で良質な医療の提供と地域医療との連携を図ります。
ふるさとを愛する豊かな心を育むまちをつくろう
- 充実
生涯学習推進経費 4億2,335万円
「ふるさとを愛する、豊かな心を育むまちづくり」に向けた取り組みを進めます。 - 新規
国民文化祭準備経費(亀岡市実行委員会) 30万円
「第26回国民文化祭・京都2011」に向けた取り組みを進めます。 - 継続
学校建設事業費(小学校) 4億1,780万円
老朽化した曽我部小学校の校舎棟の改築を行い、安全・安心な学校施設として整備を図ります。 - 新規
学校施設管理経費(小学校) 2,100万円
老朽化した吉川小学校のプールの改修を行い、安全・安心な教育環境の整備を行います。 - 充実
生きる力を育む教育推進経費(小・中学校) 4,821万円
新学習指導要領の円滑な実施のため、理科教材を中心に教育活動に沿った教材を整備します。 - 充実
学校安全対策経費(小・中学校) 2,299万円
児童・生徒の安全を確保するため、学校安全対策の推進を図ります。 - 充実
通学安全対策経費(小・中学校) 4,505万円
遠距離通学児童・生徒の安全のためのスクールバス運行や通学費補助のほか、通学安全対策を進めます。 - 継続
情報教育推進経費(小・中学校) 7,745万円
子どもたちがコンピューターやインターネットを活用し、情報社会に対応できる「情報活用能力」の育成を図ります。 - 充実
学校図書館図書経費(小・中学校) 910万円
図書の整備を行うとともに読書活動を充実させ、児童・生徒の読解力と学力の向上を推進します。 - 充実
不登校対策経費 125万円
不登校対策支援員を小・中学校に配置して、不登校の予防や早期解決を図ります。 - 継続
特別支援教育経費 1,152万円
特別支援教育支援員を小・中学校に配置して、日常生活の介助や学習活動のサポートを行います。 - 充実
放課後児童対策経費 7,185万円
市内すべての小学校区で放課後児童会を開設し、放課後に家庭保育を受けられない小学3年生までの児童の健全な育成を図ります。 - 継続
体育施設整備事業 7,100万円
市民のスポーツ振興を図るとともに、地域住民の交流や健康づくり、地域コミュニティの醸成を図ります。 - 新規
佐伯灯籠国重要無形民俗文化財指定記念シンポジウム 130万円
佐伯灯籠行事をはじめ市内に保存継承されているさまざまな民俗行事や伝統文化の評価と再発見の機会とします。 - 継続
地球環境子ども村推進経費 700万円
子どもたちが、自然体験学習活動を通して、環境問題や命の大切さを学びます。 - 継続
子ども読書推進事業経費 453万円
子どもたちの読書活動がより推進されるよう、図書資料の整備や充実などを行います。
にぎわいに満ちた活力あるまちをつくろう
- 充実
商工業振興対策経費 1億2,243万円
商工団体、商店街への支援や企業誘致により、地域経済の振興・活性化を図ります。 - 新規
緊急経済対策設備投資助成経費 2,000万円
経営の合理化と生産の増強、雇用の安定を図ることを目的に、企業の設備投資を応援する助成制度を創設します。 - 充実
中小企業者金融対策経費 2,519万円
中小企業の振興および経営の安定化を支援することで、地域経済の振興を図ります。 - 新規
地域資源活用地域経済活性化事業経費 100万円
亀岡商工会議所が展開する地産地消の新商品の開発・販売などに対して支援を行い、地域経済の活性化につなげます。 - 継続
魅力ある商店街のにぎわい創出事業経費 200万円
城下町の町並みや景観を生かした商店街の取り組みを支援します。 - 新規
商店街街路灯経費支援事業経費 120万円
元気な商店街づくりを推進するため、各商店街が維持管理している街路灯の経費の一部を助成します。 - 充実
市内観光入り込み客200万人対策経費 450万円
市内の観光関連団体などと連携し、観光入り込み客数200万人を目指します。 - 新規
築城400年記念観光プレイベント経費 650万円
平成22年に亀山城築城400年の節目を迎えることから、亀岡の知名度向上を目指してプレイベントを開催します。 - 充実
観光協会補助経費(運営・宣伝事業など) 2,275万円
観光案内所の充実や観光施策の推進を図るため、亀岡市観光協会へ適正な経費を補助します。 - 充実
特産品など振興経費 945万円
京野菜を中心としたブランド産地としての「亀岡」を市内外に広めます。 - 新規
都市・農村交流事業経費 542万円
「農」への理解促進に向けた情報発信を展開し、地産池消を推進・農業経営の拡大などを目指します。 - 充実
安全・安心のエコ農業推進事業経費 100万円
市内の直売所で農作物を提供する生産者が、新規にエコファーマーの認定を取得した場合など、経費の一部を助成します。 - 充実
安全・安心の農産物栽培支援事業経費 503万円
自然と調和した農業の推進を図り、安全・安心な農産物の生産振興と亀岡産の農産物の販売拡大を目指します。 - 充実
農地・水・環境保全向上活動支援事業経費 2,385万円
農地や水路などの資源を守るための、地域の取り組みを支援します。 - 継続
土地改良事業費 1億296万円
農業基盤の条件整備を行い、農業経営の安定と地域の活性化を図ります。 - 充実
鳥獣対策事業経費 1,097万円
鳥獣や外来生物による被害を軽減・防止するため、防除施設の設置経費などを助成します。
環境にやさしく、安全で美しいまちをつくろう
- 新規
アユモドキが棲み続ける環境保全事業経費 440万円
アユモドキ保全協議会を設立し、国の天然記念物であるアユモドキの生息環境の保全と保護増殖に取り組みます。 - 新規
環境にやさしいまちづくり推進経費(緑のカーテン事業) 17万円
平成21年1月に策定した亀岡市地球温暖化対策地域推進計画を普およ啓発します。 - 充実
交通安全対策経費 97万円
市民の交通安全意識を高め、交通事故のない安全・安心なまちづくりを推進します。 - 継続
交通安全施設整備経費 1,614万円
公衆街路灯の設置などで、安全で円滑な交通環境の整備を進めます。 - 継続
ごみ減量・資源化など推進事業経費 6,418万円
資源ごみの集団回収事業などで、ごみの減量化や資源化を進めます。 - 継続
わがまちの花づくり推進事業経費 130万円
花づくりを通じて地域住民のきずなを深め、美しい景観と環境美化を推進します。 - 充実
建築物耐震改修促進事業経費 695万円
地震に強い安全・安心のまちづくりを推進するため、木造住宅の耐震化を促進していきます。 - 新規
デジタル防災行政無線整備事業経費(実施設計) 680万円
デジタル移動通信システムを市内全域に整備し、災害時の通信を確保することで、地域防災力を高めます。 - 継続
消防団・非常備消防経費 7,492万円
消防団運営の改善と自主防災会組織の資機材の充実を図ります。 - 充実
消防施設経費 3,002万円
さまざまな災害に対応するため、消防施設や設備の充実を図ります。
亀岡市の財政を家計に例えたら
現在の亀岡市の財政を年収約636万円の一般の家計に例えると、世帯の1カ月当たりの収入は53万円になります。このうち給与収入(税収などの自主財源)は26万3千円で、残りの26万7千円は親からの仕送り(地方交付税など)に頼っています。月収のうち、10万1千円はローンの返済(公債費)に充てなければならず、税金や社会保障などを含めた生活経費に21万5千円が必要なため、実際に使えるお金、つまり可処分所得は21万4千円しかありません。この世帯(財政)は家計費(非義務的支出)として31万7千円を必要としていますので、足りないお金の10万3千円は貯金の取り崩しと新たな借金で賄っています。
家計の前提:総務省統計局の家計調査による平成19年の勤労者世帯の1カ月の平均収入とし、ほかの項目は収入などの比率により置き換えています。
1カ月の家計では、給与収入が26万3千円に対して、ローンの支払いは10万1千円。
平成21年度財政状況 |
家計(1カ月)に例えた場合(年収約636万円) |
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(A)歳入(基金繰入、市債を除く) 240億4千万円 |
(A)1世帯月収 53万 |
内訳 |
内訳 |
自主財源(市民税などの税収) 119億2千万円 |
給与など収入 26万円3千円 |
依存財源(地方交付税など) 121億2千万円 |
実家からの仕送りなど 26万7千円 |
(B)義務的経費(人件費、扶助費など) 97億7千万円 |
(B)生活経費(税金・生活費など) 21万5千円 |
(C)公債費 46億 |
(C)ローン元利払 10万1千円 |
(D)差し引き(A)-(B)-(C) 96億円7千万円 |
(D)可処分所得(A)-(B)-(C) 21万4千円 |
(E)非義務的支出(普通建設事業費など) 143億6千万円 |
(E)家計費(交際費・修繕費など) 31万7千円 |
(D)-(E)歳入不足額 46億9千万円 |
(D)-(E)毎月不足額 10万3千円 |
不足額は基金の取り崩しと公債費収入で補てん |
不足額は貯金を取り崩して借金で補てん |
基金取り崩し 8億8千万円 |
貯金取り崩し 1万9千円 |
市債収入 38億1千万円 |
借金 8万4千円 |
市債残高(H21年度末) 367億2千万円 |
借金(ローン)残高 971万5千円 |
基金残高(H21年度末) 15億9千万円 |
貯金残高 42万1千円 |