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移住者インタビュー~焼きたてパンの香りが漂う古民家~
お名前:山本 裕造さん(40歳)
職業:パン屋
出身地:大阪府高槻市
ご家族:
妻 あや子さん(39歳)パン屋、出身地:山梨県甲府市
子ども:6歳・6歳(双子)
移住歴:9年
移住前の住所:京都市
現在お住いのエリア:吉川町・曽我部町・ひえ田野町エリア
条件の適うまちに来た
京都市内への通勤圏内で、高槻市の実家に近く、人が少なくて、のどかな環境で子育てが出来て、DIYや家庭菜園が出来る古民家で…と、自分たちの好きな生活スタイルの条件に適うところが亀岡のこの地域だったんです。
パン屋さんを開こう
移住当初はサラリーマンだったんですが、日々の仕事に振り回されているように感じていました。そんなとき妻が得意なパン作りと、古民家の雰囲気を活かしてパン屋を開こうと。店内、石窯、看板などできる分は自分たちで作りました。
長女が5歳のときに書いた文字を店のロゴに。
自作の石窯でパンを焼く裕造さん。
農村地域ならでは
この地域は、亀岡市のコミュニティバスが1日数本走っている程度なので車が必須。店の経営には、お客さんにここまで足を運んでもらうための工夫を常に考えなくてはいけません。最近は、ここまで来られないという人のために、SNSで注文を受けるデリバリーサービスも始めました。
地域とのかかわり
消防団や区の寄合など地域の用事はかなり多いです。人数が少ないのですぐに色々な役が回ってきます。でも、みんなで助けあいながら地域の行事をすることで、親しくなれるのは嬉しいことです。
子どもと思いっきり遊ぶ
パン屋を始めてから子どもと遊ぶ時間を大切にできるようになりました。ご近所の方たちの見守りもあり、子どもたちは、家の周りに広がる田んぼや畑、農道で思いっきり遊んでいます。冬場は霜柱ができた土の上を、親子でサクサクと音を鳴らしながら歩いたり。これって都会では出来ない体験ですよね。のびのびしている子どもを見ると、ここに来て良かったと思いますね。
「お馬さんがんばれ~」「お、重たい...」