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憧れていた農家への転身、若手の力で亀岡を盛り上げたい!

ページID:0001684 2021年7月12日更新 印刷ページ表示

新規就農希望者を支援する「担い手養成実践農場整備支援事業」で研修の後、現在は旭町のパイプハウスを中心に農業を営む森田さんにお話しを伺いました。

森田信行さんの画像

森田信行(もりた・のぶゆき)
南丹市園部町の出身で、サービス業などを経験。幼少期から食べていた祖父母の作る自家野菜の味が忘れられず、農家に転身。現在は若手農業者からなるグループ「京都丹波LEAFY」に所属し、亀岡の農業を盛り上げるべく積極的に活動されています。

就農の動機

南丹市の生まれで、祖父母が畑をやっていたため小さい頃から当たり前のようにその野菜を食べて育ちました。大きくなってから一般に流通している野菜と食べ比べた時、味の違いに驚いたのをよく覚えています。就農する前から趣味でスイカを栽培してみたり、ずっと農業をやりたい気持ちはありましたね。

移住のきっかけ

府内外でさまざまな職を経験しましたが、やはり実家で食べていた野菜の味が忘れられず一念発起しました。自分なりに調べたり人に聞いたりする中で、亀岡は農業を始めやすい環境が整っていると考え、移住。本格的に農業を始めました。亀岡は作物の出荷先も多く、販路が確立されていたことも魅力の一つでしたね。

亀岡で農業を始めてみて

まず、亀岡市が実施する新規就農支援事業を利用し、研修先として市内の農家で学びました。その研修先の人などの紹介で亀岡に腰を落ち着けることになり、今に至ります。一貫して充実したサポートを受けることができ、他市町で新規就農者として頑張っている仲間に話を聞いていても、特に亀岡市は手厚い印象です。
具体的には、担い手養成実践農場整備支援事業の研修生として2年間勉強し、農地の確保や研修先の紹介などの支援を受けました。この時出会った農家の先輩、師匠の皆さんには今でもお世話になっており、人とのつながりを築くことができたことも大きいです。

野菜づくりへの想い、これからの課題

こだわりの強い性格なので、とにかく美味しいものを作りたいという一心で取り組んでいます。自己満足で終わらず、消費者やベテラン農家の皆さんにも納得してもらえる品質を目指しています。
今後の課題は、独立して経営を始めていることもあり、肥料代などのやりくりでしょうか。肥料にもこだわり過ぎるので、生産面とのバランスをうまくとっていきたいと思います。また、自然災害との戦いも課題です。避けられない問題ですが、昨年の冬はハウス内で炭を燃やし暖めることで雪の重みからハウスを守るよう工夫しました。被害を軽減できるよう、対処方法を考えていきたいです。

収穫
手塩にかけて育てた野菜たち

若手農業者グループ「京都丹波LEAFY」について

私を含め、京都丹波農業青年クラブに所属していたメンバーが、亀岡の農業を盛り上げたいという共通の志のもと立ち上げた若手農業者グループです。このような新規就農者と代々農業を営んでいる人の混成グループは珍しいそうです。現在は桂幸光代表をはじめ、関徳義、八田和泰、藤村崇行、富沢崇志、谷村岳志、そして私の7人のメンバーがいます。
主な活動としては、京都市内の飲食店などに卸しているほか亀岡幼稚園や本梅保育所などで食育事業を行っています。

LEAFY
LEAFYのメンバーたち

LEAFYのこれから

食育事業を積極的に進めていきたいです。未来を担う子どもたちに、日々食べる野菜やお米がどのようにできているのか体感し、たくさんのことを学び取って欲しいです。
また、他府県の若手農業者グループとも交流を図りたいと考えています。縦横に広くネットワークを築ければと思っています。

語り合うLEAFY
明るく、元気にLEAFYの活動は続きます

これから農業を始めようとしている人へ

人とのつながりを大切にしてください。農業は一人ではできないと、日々私も感じています。農地を借りることも技術向上のための情報交換も周りの支えがあってこそです。
お世話になった人への感謝を忘れずにいれば、いずれ道は開けると思います。

森田さん3
「美味しい野菜を皆さんに届けます!」

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